2010年度 実写ゼミ 卒業
松竹株式会社
東京都   在住


今なにやってるの?

新作映画の宣伝を担当しています。社会人になり、最初の3年半は関西支社での宣伝業務に就き、その後、現在も所属する東京の部署へ異動しました。
東京へ異動したばかりの2年前は大好きな松竹映画「家族はつらいよ」に製作宣伝(現場につかせていただく宣伝マン)として参加させて頂きました。
直近の担当作品は、7月16日〜公開された『HiGH&LOW THE MOVIE』の宣伝です。公開から3日間で200ステージ行った舞台挨拶や、一週間でキャストを全国6カ所にお連れし取材を行う「地方キャンペーン」など、様々な場所を訪れて宣伝のお仕事をすることも あり、初めて経験することも沢山ありました。
担当作品が変わるごとに学ぶことがあるので、贅沢だなと思います。年間3〜4本ほどの作品を持ちますので、公開日に追われ、あっという間に月日が経ってしまうので、季節の変わり目を感じるたびに驚かされます。また正月がくれば春の映画に向けて動いており、桜が咲けば夏の映画に向けて動いていますので、季節感覚はいつも先取りです。夏の公開映画『HiGH&LOW』を担当していた私は、「もう秋だな…」なんて感じていましたが、今朝テレビで梅雨が明けました!というニュースを見て、まだ8月にもなっていないと驚いていました。映画の熱量がアツすぎて完全に残暑を感じる季節感覚でいました。


休みの日はなにしてるの?

ハマっていることといえばスヌーピーですが…
時間を使っていることといえば、旧作映画鑑賞です。関西支社時代は九条シネ・ヌーヴォに行っていました。いまは渋谷シネマヴェーラや神保町シアターに行くことがしばしばです。
また会社の先輩の自主制作映画『あのひと』では編集や宣材制作をさせて頂き、ものづくりへのモチベーションを高めさせていただきました。高校・大学での学びが繋がっていることに、喜びを感じましたし、やはり休日でも作品づくりに関われることは嬉しいです。
この写真も『あのひと』の上映でベラルーシのミンスク国際映画祭に参加したときのものです。


大学生の時はどうしてたっけ?

一回生、二回生、三回生、四回生と一年ごとにカメラを持って撮影に出かけ作品をつくっていました。スタッフ、キャストと過ごした時間や景色は、今も一生の宝で思い出です。未完の作品を作ってしまったことは学生生活の後悔ですが、映像学部で過ごした4年間は贅沢な環境、贅沢な時間だったと思います。
そして何より、『京都太秦物語』の企画から配給までの映画の川上から川下までの経験は、たくさんの思い出があります。
あとは、機材庫で働く皆さんの笑顔です!


これからの目標ってある?

大学時代に撮影所や太秦の人々やその土地の歴史から学んだことを基盤に、映画とお客様の架け橋になるような仕事を大好きな松竹映画で続けていくこと、そのために精進することがこれからも目標です。
そして、いつかは自分が大きく関わったポスターやチラシ、予告編などが全国に届けられる日がくるように、常にものづくりの視点で頑張りたいと思います。
いつかは映画の企画を、制作を、と思い続けます。


最後に告知をどうぞ!

「HiGH&LOW THE MOVIE」は絶賛公開中!
「HiGH&LOW」プロジェクト映画第二弾で「HiGH&LOW THE RED RAIN」が10月8日から公開されます。

「家族はつらいよ」は8月3日にDVD、ブルーレイがリリースされました!

あとは、休日に関わった映画「あのひと」は公開終了しましたが、まだ見かける機会があると思いますので、見かけたら「あ!」と思っていただけると嬉しいです。



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