選手紹介Members

• 

  大石 佳慶 ［男子主将］ 法学部 4回生／4段

  
• 

  松田 華苗 ［女子主将］ 文学部 4回生／3段

  

• 

  大石 佳慶 ［男子主将］ 法学部 4回生／4段

  小学3年生の頃、周囲の勧めで剣道を始めた大石さん。最初は「ヤー」という声を出すことが恥ずかしかったと、当時を振り返る。稽古を重ねるうちに、試合で勝てるようになると剣道にのめりこみ、練習日数も増えていったという。「全国大会で勝ちたい」そう思うようになったのは、高校生の頃。高校ではがむしゃらに戦ってきたが、大学入学後はより駆引きが重要だと気づき、練習でも相手がどう反応するか、どう動くかを常に考えている。そして、立命館の特徴である、打たれることを恐れず、中心を攻めて勝つことを意識しているという。2017年の夏には怪我で1カ月間練習ができずもどかしさはあったが、見取り稽古で、駆引きを学ぶことができた。久しぶりに竹刀を持ち練習に復帰できたときは、仲間と勝負する楽しさを実感したという。2017年10月に部員の推薦を受け、主将になった大石さんは、「勝ちたい！勝つ立命にしていこう」と思いを強くした。剣道も勉強も、誠実に時間をかけて努力することで成長できると信じ、目の前の事に全力で取り組んでいる。

• 

  松田 華苗 ［女子主将］ 文学部 4回生／3段

  「剣道を続けてきたことで、相手を思いやることや、感謝の気持ちを大切にするようになりました」と柔らかな笑顔を見せる松田さん。小学3年生から剣道を続けてきたが、スランプになったり、上手くいかないことも多く、「やめたい」と思ったこともあったという。それでも「やるしかない」と基本に立ち返って稽古をしたり、仲間にアドバイスを求めたりしながら、何度も立ち上がってきた。中学、高校でも主将経験はあったが、大学は学生主体の活動となるため、より覚悟をもって主将に就任した。部員をまとめることは難しく、自分は正しいことができているのか、と不安になることもあるという。みんなのことを理解し、信頼され、心を許してもらえるように会話を大切にしたり、アドバイスをするよう心がけている。女子の団体戦は5人制。「みんなで繋げて繋げて勝ったときは、とても感動します」と団体戦の魅力を話す。「みんなが勝って笑顔で終われるように、自分が頑張ってチームが勝てるようにしたい」と力強く語った。