立命館 特集

Oct 26, 2020

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立命館大学における
新型コロナウイルス感染拡大予防
ガイドライン(第4版)

2020 年 6 月 1 日(第1版)
2020 年 9 月 16 日(第2版)
2022 年 4 月 13 日(第3版)
2022 年 6 月 1 日(第4版)
2022 年 7 月 26 日 一部修正
立命館大学

はじめに

 2020年1月中旬以降、新型コロナウイルス感染症の世界的な広がりを受け、立命館大学では、感染症対策委員会、法人危機対策本部等を中心に必要な対策を検討し、内容に応じて常任理事会及び関係機関において審議・決定し、様々な取り組みを進めてきました。また、「新型コロナウイルス感染拡大に対する立命館大学の行動指針(BCP)」(2020年4月27日法人危機対策本部決定。5月7日発効、9月16日改訂)を策定し、BCPの活動レベルに応じて、各種の対応を判断してきました。

 立命館大学では、政府の専門家会議で示された「新しい生活様式」の実践例も踏まえて、新型コロナウイルス感染拡大予防に注意して事業を継続していくために、「立命館大学における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」(2020年6月1日)を作成し、学生や教職員にも周知をはかったうえで、取り組みを進めてきました。

 その後、政府の新たなレベル分類にもとづく基本的対処方針の変更や立命館大学の行動指針(BCP)の改訂(2021年12月15日改訂)などを踏まえて、本ガイドラインについて改訂を行いました。加えて、行政が感染リスクの高い同一世帯内や重症化リスクの高い入院患者および入所者の濃厚接触者判定に集中するために、その他の濃厚接触者の認定ができなくなり、大学の判断で濃厚接触者判定をすることが必要になりました(「オミクロン株が主流である間の当該株の特徴を踏まえた感染者の発生場所毎の濃厚接触者の特定及び行動制限並びに積極的疫学調査の実施について」2022年3月16日厚労省事務連絡)。そのために、本学での準濃厚接触者抽出を速やかにかつ円滑に行うために保健センターが中心となって感染報告集約を実施し、感染拡大防止に努めていくこととなりました(「オミクロン株が主流である間の当該株の特徴を踏まえた濃厚接触者の特定及び行動制限並びに積極的疫学調査の実施に関する立命館大学の対応について」2022年4月13日常任理事会)。

 関係のみなさまにおかれましては、本ガイドラインをご参照いただき、新型コロナウイルス感染拡大予防に十分ご留意いただきますようお願い申し上げます。

1.基本的な考え⽅

  • 学⽣及び教職員等の関係者の⽣命と安全、健康を守ること、ならびに感染拡大防止の社会的責任を果たすことを基本として、新型コロナウイルス感染拡大予防に取り組むものとします。

2.新型コロナウイルス感染拡大に対する立命館大学の行動指針(BCP)

  • 「新型コロナウイルス感染拡大に対する立命館大学の行動指針(BCP)」(2021年12月15日改訂)にもとづき、法人危機対策本部が活動レベル(レベル0~レベル5)を判断します。各機関・部門は、BCP活動レベルにもとづき、諸活動及び施設利用等の範囲等を判断し、関係者に周知します。

「新型コロナウイルス感染症に対する立命館大学の行動指針(BCP)」(2021年12月15日改訂)
https://www.ritsumei.ac.jp//file.jsp?id=459352&if=.pdf

3.立命館大学の行動指針(BCP)にもとづく感染拡大予防策

1立命館大学の各キャンパスでの対応方針

❶立命館大学は、京都(衣笠、朱雀)、滋賀(BKC)、大阪(OIC)の3つの府県にキャンパスを有していますが、学生・教職員等の通学圏・通勤圏が広範に及ぶことから、仮に一部地域にのみ「緊急事態宣言」が発令されている場合であっても、原則として、全キャンパス統一の対応とします。

❷ただし、特定の地域にのみ「緊急事態宣言」が発令された場合や特定の府県が自治体独自の「緊急事態宣言」を発令し、それらが長期化するおそれがある場合などは、対象区域に指定されていない府県に所在するキャンパスについて、部分的・限定的に異なる対応を行うことはありうるものとします。

❸東京キャンパスについては、東京都における状況を勘案して、個別に判断を行うものとします。大阪梅田キャンパスについては、大阪府における状況を勘案しつつ、OICを含む立命館大学の対応に準じて判断を行うものとします。

2学生等のキャンパスへの入構

  • 立命館大学BCPの活動レベルに応じて、以下の6段階で入構について判断し、レベルにより、必要に応じて施設の利用者数やキャンパスに滞留する学生数等の人数規模を調整することにより、人と人との接触を低減させ、感染拡大予防をはかります。
❶【レベル0】 通常
❷【レベル1】 感染防止策を講じた上で、入構可
❸【レベル2】 感染防止策を講じた上で、入構可とする。必要に応じて、施設等ごとの利用者数の調整を行う。
❹【レベル3】 感染防止策を講じた上で、入構可とする。必要に応じてキャンパス入構者数の調整を行う。
❺【レベル4】 感染防止策を講じた上で、必要性の高いものに限定して入構を認めることができる。キャンパス入構者数の調整を行う。
❻【レベル5】 原則入構禁止
<立命館大学BCPレベルとキャンパスに滞留する最大学生数等の目安>
立命館大学BCP活動レベル 在籍学生数に対する目安
レベル0
(制限なし)
100%
レベル1
(制限-最小)
80%程度まで
レベル2
(制限-小)
レベル3
(制限-中)
50%程度まで
レベル4
(制限-大)
レベル5
(制限-最大)
%程度まで

※上記はあくまでも目安として設定するものであり、国内及びキャンパス所在地域における感染拡大状況や政府・自治体による要請等を踏まえて運用する。

3授業の実施形態

  • 立命館大学BCPの活動レベルに応じて、以下の6段階で授業の実施形態について判断し、状況に応じて、Web授業を行うことにより、人と人との接触を低減させ、感染拡大予防をはかります。
❶【レベル0】 通常
❷【レベル1】 感染防止策を講じた上で、通常の講義、演習、実験・実習を実施する
❸【レベル2】 感染防止策を講じた上で、通常の講義、演習、実験・実習を実施する。
❹【レベル3】 原則としてメディアを利用した授業を実施する。ただし、感染防止策を講じた上で、実験・実習科目や教学特性との関係で対面の実施が求められる科目、情報教室等の施設・設備の使用が必要な科目については、対面授業を実施する。
❺【レベル4】 原則としてメディアを利用した授業を実施する。ただし、感染防止策を講じた上で、実験・実習科目や教学特性との関係で対面授業を実施する必要性が特に高い科目、情報教室等の施設・設備の使用が必要な科目に限定して対面授業を実施することができる。
❻【レベル5】 メディアを利用した授業のみとする。対面授業は実施しない。

4海外派遣プログラム

  • 海外での新型コロナウイルス感染症拡大の状況及び外務省海外安全情報による感染症危険情報の発出状況等を踏まえ、海外派遣プログラムの実施可否及び帰国指示等を判断します。判断は、「立命館大学国際教育センター主管 海外留学プログラム 海外派遣における渡航可否の判断基準の一部見直しについて」(2018年5月22日国際教育センター合同会議、2018年6月13日常任理事会)にもとづき、行います。
感染症危険レベル(外務省) 派遣状況 判断のガイドライン
【レベル1】
十分注意してください。
派遣前 海外派遣の実施を基本方針とするが、派遣先の状況には常に注意を払う。ただし、派遣先の状況が明らかに悪化しそうな場合、または悪化した場合は、派遣の中止を判断する。
派遣中 海外派遣の継続を基本方針とするが、派遣先の状況には常に注意を払う。ただし、派遣先の状況が明らかに悪化しそうな場合は、または悪化した場合は、派遣の中止を判断する。
【レベル2】
不要不急の渡航は止めてください。
派遣前 海外派遣の中止を基本方針とする。
派遣中 海外派遣を中止し、派遣者を速やかに帰国させることを基本方針とする。
【レベル3】
渡航中止勧告
派遣前 海外派遣を即刻中止する。
派遣中 海外派遣を中止とし、派遣者を即刻帰国させる。
【レベル4】
退避勧告
派遣前 海外派遣を即刻中止する。
派遣中 海外派遣を中止とし、派遣者を即刻帰国させる。
  • 海外派遣プログラムの実施中に不測の事態が生じた際は、「立命館大学国際教育センター海外危機管理対応マニュアル」(2018年5月22日国際教育センター合同会議、2018年6月13日常任理事会)にもとづいて対応します。

外務省海外安全情報ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/

5課外自主活動

  • 立命館大学BCPの活動レベルに応じて、下記の6段階で課外自主活動のレベルを判断し、状況に応じて活動の実施形態や人数等を調整することにより、人と人との接触を低減させ、感染拡大予防をはかります。
❶【レベル0】 通常
❷【レベル1】 感染防止策を講じた上で、通常の課外活動・自主的諸活動を実施する。
❸【レベル2】 感染防止策の徹底ができると認められた団体に限り、関連団体等が定めるガイドライン等にもとづき通常の課外活動、自主的諸活動を実施することができる。
❹【レベル3】 感染防止策の徹底ができると認められた団体に限り、関連団体等が定めたガイドライン等にもとづき、規模や内容を制限した活動を認める。ただし、合宿、遠征等の感染リスクが高い活動については、延期または中止を判断する場合がある。
❺【レベル4】 原則、学内外問わず対面での課外活動、自主的諸活動は実施しない。ただし、オンラインでの活動は可とする。
❻【レベル5】 学内外問わず対面での課外活動・自主的諸活動は禁止とする。ただし、オンラインでの活動は可とする。
  • レベル2においては、各団体からの感染拡大予防策を含む活動計画の申請に基づき、講じられる感染防止策の妥当性を評価し、対面活動実施の可否を個別に判断するものとします。

6研究活動

  • 立命館大学BCPの活動レベルに応じて、下記の6段階で研究活動のレベルを判断し、研究室内での「3密」回避や人と人との接触を低減させ、感染拡大予防をはかります。
❶【レベル0】 通常
❷【レベル1】 感染防止策を講じた上で、通常の研究活動を実施する。
❸【レベル2】 感染防止策を講じた上で、通常の研究活動を実施することができる。
❹【レベル3】 感染防止策を講じた上で、研究上の必要性が高いものについて、研究室等での活動を実施することができる。ただし、「ゼロ密」等の感染防止策のため、可能な範囲で研究室等での活動時間を減らし、自宅等での活動を推奨する。
❺【レベル4】 感染防止策を講じた上で、研究上の必要性が特に高いもの及び研究機能の維持に必要なものについて、研究室等での活動を実施することができる。
❻【レベル5】 感染防止策を講じた上で、研究機能の最低限の維持に必要なものに限定して、研究室等への教員及び研究員のみの入室を認める。

7イベント(オンキャンパス)・学外施設貸与

  • 立命館大学BCPの活動レベルに応じて、下記の6段階でイベント(オンキャンパス)・学外施設貸与について判断し、状況に応じて活動の実施形態や人数等を調整することにより、人と人との接触を低減させ、感染拡大予防をはかります。
❶【レベル0】 通常
❷【レベル1】 感染防止策を講じた上で、実施する。
感染防止策の徹底ができる団体に限り、学外施設貸与を認める。
❸【レベル2】 感染防止策を講じた上で、政府・自治体によるイベント開催のガイドライン等にもとづき実施することができる。
❹【レベル3】 感染防止策を講じた上で、必要性の高いものについて政府・自治体によるイベント開催のガイドライン等にもとづき実施することができる。
オンライン開催は可とする。原則として学外施設貸与は行わない。
❺【レベル4】 原則として延期または中止とする。オンライン開催は可とする。
学外施設貸与は行わない。
❻【レベル5】 全てのイベントは延期または中止とする。オンライン開催は可とする。学外施設貸与は行わない。

8教職員の業務体制・国内出張・学内会議等

  • 立命館大学BCPの活動レベルに応じて、下記の6段階で教職員の業務体制・国内出張・学内会議のレベルを判断し、通勤やオフィス内での「3密」回避とともに、人と人との接触を低減させ、感染拡大予防をはかります。
❶【レベル0】 通常
❷【レベル1】 感染防止策を講じた上で、通常の業務を行う。
国内出張、学内会議について特に制限を設けない。
❸【レベル2】 感染防止策を講じた上で、通常の業務を行う。必要に応じて時差出勤や在宅勤務を可とする。
原則として国内出張及び学内会議に制限は設けないが、必要に応じてオンラインでの実施を行う。
❹【レベル3】 感染防止策を講じた上で、通常の業務を行う。必要に応じて時差出勤や在宅勤務を推奨する。
必要性の高い国内出張は可とするが、可能なものは極力オンライン面談等とする。
対面会議は必要最小限とし、原則としてオンライン会議に移行する。
❺【レベル4】 原則として在宅勤務に移行するが、感染防止策を講じた上で、業務上の必要性に応じた体制及びキャンパスの保安・保全上必要な体制を確保する。
原則として国内出張は不可とする。
原則オンライン会議とする。
❻【レベル5】 原則として在宅勤務とするが、感染防止策を講じた上で、キャンパスの保安・保全・業務管理上必要な最小限の体制を確保する。
国内出張は不可とする。
オンライン会議のみとする。
  • 上記のレベル設定を踏まえて、在宅勤務(テレワーク)、時差出勤、交代勤務などの柔軟な勤務体制をとるとともに、小中学校等が臨時休校している期間などは「子供同伴可能な執務スペース」の確保やオフィスでの「3密」を避けるための執務スペースの確保など、教職員の業務環境に配慮するものとします。
  •        
  • 学校法人立命館教職員在宅勤務規程

国内出張について

  • 国内出張については、BCP表の記載にかかわらず、緊急事態宣言が発令されている地域や往来自粛等が要請されている地域への出張は原則として控えるものとします。

国外出張について

  • 国外出張については、外務省感染症危険レベル2が発出されている地域への渡航は出張先地域の状況を踏まえて所属長が渡航可否を判断する。外務省感染症危険レベル3が発出されている地域への渡航は原則禁止としますが、原則外の運用として、出張の必要性や出張先地域の感染状況や渡航時及び現地活動における安全対策、安全確保の見通し等を総合的に判断した上で、担当役員が渡航判断することがあるものとします。
【外務省感染症危険レベル】
レベル1 十分注意してください。
レベル2 不要不急の渡航は止めてください。
レベル3 渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
レベル4 渡航は止めてください。(退避勧告)
  • 海外オフィスにおける勤務の取扱いについては、当該国・地域の状況や当該国政府等の要請を踏まえて所属長が個別に判断を行うものとします。

外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/

会議開催について

  • 会議開催は、立命館大学のBCP活限レベルに応じて、参加者同士の飛沫感染、接触感染のリスクを低減させるため、可能な限りオンライン会議を活用するものとします。
  • 会議室を使用する場合は、「3密」の徹底回避を行うとともに、以下のガイドラインを踏まえて実施してください。
【会議開催及び運営に関するガイドライン】
(2020年3月2日法人危機対策本部)
  • 議事運営の工夫などにより、可能な限り会議時間の短縮をはかるよう努めること。
  • 会議室の広さにゆとりがある場合は、隣同士の座席の間隔を空けるなど、手の届く範囲での接触を極力避ける座席配置の工夫を行うこと(できるだけ2m。最低1m)。
  • 会議での昼食弁当やお茶の配布は接触感染のリスクを高めるおそれがあることから、原則として弁当・お茶の配布は行わない運営とする。
  • 会議時間が長時間におよぶ場合は、30分に1回程度、窓やドアを開けるなどの換気(2方向の窓等の開閉、機械換気)を行うこと。
  • 会議参加者は、自らの体調管理に注意し、発熱や体調不良の場合は参加を控えるとともに、参加する場合は感染予防策(マスク着用、手洗い・手指消毒など)を行うよう徹底すること。

4.大学として実施する感染防止対策

1感染防止対策の基本

  • 「新しい生活様式」にもとづき厚生労働省が推奨する基本的な感染防止策(①身体的距離の確保、②マスク着用、③手洗い)とともに、「ゼロ密」(密閉・密集・密接の⼀つの密でも避ける)ための対策を基本に、学生のみなさんや教職員が安心・安全に授業や学生生活を送ることができるよう、大学としてできる限りの対策をとることとしています。
  • また、自分のため、みんなのため、そして大切な人のために、「自らが感染しない」「人に感染させない」ための行動に、一人ひとりが取り組んでいくことが大切です。
  • 詳細については、本ガイドラインとともに、「新しいキャンパスライフをはじめよう!~新型コロナウイルス感染拡大予防マニュアル(第3版)」(2022年4月13日)をご参照ください。同マニュアルは主に学生(学部学生、大学院生)を対象に作成されたものですが、教職員をはじめ、大学を構成するみなさんに必要な情報が掲載されていますので、あわせてご活用ください。

学生、教職員、来校者のみなさまにお願いしていること

  • 「自らが感染しない」「人に感染させない」ための行動の徹底
  • 「マスク着用」の徹底
  • 正しい手洗い・手指消毒の徹底(アルコール消毒液は人が集まる箇所に設置)
  • 登校前の検温、体調不良時は外出しない(登校・出勤しない)ことの徹底

2飛沫感染の防止~マスク着用の徹底~

  • キャンパスに入構する方に対しては、通学・通勤時およびキャンパス滞在時にはマスク着用を義務付けています(飲食時や運動時、授業等において口の動きを見せる必要があるためにマウスシールドを使用する場合等は除きます)。

※マスクは各自で用意することが基本ですが、キャンパス入構後にマスクの破損や汚損、紛失等があった場合には、各学部事務室・学びステーション等において配布しています。

マスク着用に関する留意事項

  • 立命館大学では、「マスク着用に関する申し合わせ」を定め、学生、教職員、来校者のみなさまには、キャンパス滞在時のマスク着用を義務付けることとしています。これにもとづき、キャンパス内において、マスクを着用せずに会話・談笑している場面を見かけた場合は、必要に応じて教職員やキャンパススタッフが声をかけさせてもらうことがあるものとしています。
  • ただし、感覚過敏などでマスク着用が困難な方もおられますので、上記の学生向けマニュアルでは、マスク着用が困難な学生(学部生、大学院生)については、学生オフィスに相談いただくよう案内しています。状況に応じて、マスク着用が困難であることを示す意思表示カードの携行やフェイスシールドまたは「せんす型マスク」の使用などをお願いする場合があります。
  • 教職員でマスク着用が困難な方については、所属長に申し出たうえで、適宜、必要と思われる部署等にご連絡いただくようにお願いします。
  • 学生や教職員のみなさまには、マスク着用が困難な場合があることについて、理解の促進をはかることとします。
  • 上記のように感覚過敏などでマスク着用が困難な場合があることや、スポーツ活動などで運動中はマスクをはずすことが推奨されるケースがあること等を考慮し、「新型コロナウイルス感染症に対する立命館大学の行動指針(BCP)」の注釈欄に、「ただし、マスクを着用しない合理的な事情がある場合にはマスク着用を要請しないこととする。」との文言を記載しています。

3接触感染の防止~手洗いの徹底~

  • 建物の入口や人が集まる場所などにアルコール消毒液を配置しています。こまめに正しい手洗いや手指消毒をするよう心がけてください。

※各自で清潔なタオルまたはハンカチを持参するようにしてください。

(出典)厚生労働省HPより。
(出典)厚生労働省HPより。

4体調の自己管理~外出前の検温~

  • 外出前(登校前・出勤前)には必ず検温し、発熱(※)や息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、頭痛、咽頭痛、鼻汁(⿐みず)・⿐閉、嗅覚・味覚異常の症状等がないか確認してください。
    ※発熱は、37.5度以上または平熱より1度以上高い場合を目安としてください。
    「健康観察用紙」(立命館保健センター)PDFをご活用ください。
  • 上記の症状がある場合は、大学や勤務を休み外出を控えるようにしてください。
  • 検温を忘れた場合、食堂や学びステーションなどに検温器を設置していますので、セルフチェックにご活用ください。
  • キャンパス滞在時に発熱等の症状が確認された場合は、後述「4.9 医療の相談」にもとづき、かかりつけ医または保健センターにまずは電話でご相談ください。学生から相談があった場合も、同様にご指示いただくようお願いします。

5行動履歴の記録

  • 自らが感染した場合や濃厚接触者になった場合、身近な人が感染した場合など、いつ・どこで・何をしたか、誰と会ったかなど、行動履歴を詳しく記録しておくことが大切となります。スケジュール帳や文末に掲載している「行動記録表」EXCELを活用して、行動履歴を記録するようにしてください。
  • 本記録表はセルフチェック用であり、提出を求めることはありませんので、できるだけ詳しく記述するようにしてください。なお、ご自身が感染したり、濃厚接触者となった場合には、保健所や大学よりヒアリングさせていただく場合がありますので、本記録表をご活用ください。

6接触確認アプリ(COCOA)等の利用

  • 感染の可能性をいち早く知るために、厚生労働省の「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」をインストールして利用いただくようお願いします。

❶本アプリは、利用者が新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性がある場合、通知を受けることができ、感染の可能性をいち早く知ることができます。個人が特定される情報や、陽性者と接触者(接触の可能性があると通知を受けた者)との関係についての情報は一切記録されず、プライバシーは十分に保護されています。

❷新型コロナウイルス感染症の陽性者が、本人の同意のもと、陽性者であることを登録した場合に、その陽性者と過去14日間に、概ね1メートル以内で15分以上の近接した状態の可能性があった場合に通知されます。通知を受けた後は、ご自身の症状などを選択いただくと、帰国者・接触者外来等の連絡先が表示され、検診の受診などが案内されます。

❸この通知を受けた場合は、キャンパスへの登校・出勤は控えて、案内に従って、検診の受診などの対応をとってください。

❹これによって、ご自身が陽性者と認定された場合は、「5.感染者及び濃厚接触者、ならびにその疑いが発生した際の対応」にもとづき、所属先に連絡してください。

接触確認アプリ(COCOA)について

新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA:COVID-19 Contact-Confirming Application)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html

  • App StoreまたはGoogle Playで「接触確認アプリ」で検索してインストールしてください。

各自治体が実施するコロナ追跡システムなどのアプリの活用について推奨します。

【滋賀県】LINE公式アカウント「滋賀県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kurashi/ict/310749.html

【京都府】京都府新型コロナウイルス緊急連絡サービス「こことろ」
https://www.pref.kyoto.jp/kikikanri/coronakinkyurenraku.html
【京都府】京都府新型コロナウイルス緊急連絡サービス「こことろ」

【大阪府】大阪コロナ追跡システム
http://www.pref.osaka.lg.jp/smart_somu/osaka_covid19/index.html

7施設利用時の感染防止対策

(1)対面授業(教室)での感染防止対策

  • 教員はマスクを着用します。(必要に応じてマウスシールドやフェイスシールドを着用)
  • 授業内容によっては、学部生・大学院生のみなさんにもフェイスシールドの着用をお願いすることがあります。
  • 教室内では、できるだけ2メートル(最低1メートル)の距離の確保をお願いしています。
  • 全教室(教卓)に透明の遮蔽板を設置します。
    (質疑応答時の飛沫防止対策、ソーシャルディスタンスの確保)
  • 共用部分(ドアノブ、手すり、スイッチなど)の定期消毒を実施します。

(2)換気対策

  • 厚生労働省が推奨する①機械換気、②窓の開放による自然換気(教室では30分に一回、数分間の窓開け)を実施します。
  • 教室内の換気のために、窓や出入り口を開放して授業を行うことがあります。窓の開閉については、学部生・大学院生のみなさんにもご協力をお願いします。また教室の構造によっては、サーキュレーターを使用することがあります。

(3)食堂での対策

  • 利用前の正しい手洗い・手指消毒の徹底について啓発を行います。
  • 利用前の体温測定を啓発します(入口にサーマルカメラ体温測定器を設置します)。
  • すべての座席に飛沫防止パネルを設置し、安心して食事がとれるようにします。
  • 食堂スタッフは毎日体調チェックを行い、接客時はマスクを着用します。
  • 換気の強化、ソーシャルディスタンス確保をはかります。また、感染防止のために給水機・給茶機・電子レンジ等の共用備品の利用停止などの対策を実施します。
  • 食事後はすみやかに退席するよう促します。
  • 1日2回、テーブル、椅子の消毒を実施します。
  • 混雑時には入場を制限させていただく場合があります。
食堂での感染防止対策

(4)諸施設の利用にあたって

  • 施設利用前後に正しい手洗い、手指消毒の徹底をお願いします。
  • 利用時は必ずマスクを着用してください。
  • 大声を出すことやマスクをはずしての会話は控えるようにしてください。
<トイレでは>
  • 使用後に必ず水とハンドソープを使って手洗いをしてください。30秒程度かけて洗うと効果的です。
  • 洋式トイレの水を流す際、便座に蓋が設置されている場合は、飛沫防止のため、蓋を閉じた状態で水を流すようにしてください。
  • タオルまたはハンカチを持参するようにしてください。
<宿泊施設(セミナーハウス)、合宿所、国際寮等では>
  • 居住空間・生活空間を共用している場合は、特に感染リスクが高くなることから、ソーシャルディスタンスの確保、正しい手洗い、「3密」の徹底回避などにご留意ください。
  • 飲食を伴う交流・リクリエーションなどは感染リスクが高いといわれていますので、控えるようにしてください。
  • チェックイン時に検温をさせていただき、発熱等の症状がある場合は、ご利用をお断りさせていただく場合がありますので、ご理解、ご協力をお願いします。
  • ラウンジ・談話スペース・キッチン等の利用の可否や制限については、施設管理者の指示に従ってください。
  • 集団宿泊部屋は、宿泊人数の制限を行う場合があります。
<スポーツ施設、ジム(更衣室含む)、スタジオ、ホール等では>
  • 予め利用が許可された学生(団体)にのみ利用を認めますので、ご理解、ご協力をお願いします。
  • 運動・スポーツの種類に関わらず、運動・スポーツをしていない間も含め、周囲の人と距離を空けるようにしてください(目安は2m四方)。
  • 利用者が多くならないように必要に応じて入場制限を設けることがあります(特に更衣室・休憩スペース)。
  • 観客を入場させる場合には、観客同士が密な状態にならないよう、人と人との十分な間隔を確保してください。また、大声での声援を送らないことや会話を控えること、会話をする場合のマスクの着用等を周知してください。
  • 各種の競技を行う場合については、中央競技団体が定めるガイドラインを参考にして必要な取り組みを行ってください。
  • 冷水器を撤去し、代替としてウォータースタンドを設置しますので、自分専用のボトルなどを持参してご活用ください。飲み物を他の人と共用することは避けてください。
  • 使用するスポーツ器具等は限定的として、使用後は各自でアルコール消毒を行ってください。

8クラスター(集団感染)を発生させないために~「3密」(密集、密接、密閉)の回避~

  • 集団感染は、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」、いわゆる「3密」という共通点があります。
  • できるだけ、そのような場所に行くことを避けていただき、やむを得ない場合には、マスクをするとともに、換気をする、大声で話さない、相手と手が触れ合う距離での会話は避ける、といったことに心がけてください。
  • 家族以外との会食は、できるだけ控えるようにしてください。
    キャンパス内・キャンパス外のいずれにおいても、友人などとの対面での飲食やマスクをはずしての会話は控えてください。また、家族以外との飲食、特にクラスターが発生しやすいと言われている場所(カラオケ、劇場・ライブハウス、スナック・パブ、居酒屋等)の利用はできるだけ控えるようにしてください。
(出典)厚生労働省HPより。
(出典)厚生労働省HPより。

9医療の相談について

  • 立命館保健センターでも電話で相談を受け付けています(平日9時30分~17時)。
保健センター
(⾐笠)
075-465-8231
保健センター
(BKC)
077-561-2635
保健センター
(OIC)
072-665-2110

※診察時間・窓口時間については、下記でご確認ください。

・立命館保健センターホームページ
https://www.ritsumei.ac.jp/health/

5.感染者及び濃厚接触者、ならびにその疑いが発生した際の対応

  • 「学園関係者に新型コロナウイルス感染者が発⽣した場合の対応ガイドライン」(2020年3月11日常任理事会)及び「感染者または感染疑い等の⼀報を受けた際の対応について」(2020年4月3日⽴命館⼤学感染症対策委員会)にもとづいて対応します。

「学園関係者に新型コロナウイルス感染者が発生した場合の対応ガイドライン」概要

  • 本ガイドラインでは、【ケース1】学生・生徒・児童(児童生徒等)、【ケース2】教職員、【ケース3】その他の学園の関係者の3つのケースにおいて、感染者が発生した場合を想定。
  • 主な記載事項は、以下の通りです。

【ケース1】学生・生徒・児童(児童生徒等)に感染者が発生した場合

  1. ① 感染者発生の第一報
  2. ② 学校での危機対策本部の設置
  3. ③ 本人の出席停止
  4. ④ 感染経路の特定および濃厚接触者の特定にかかる調査への協力
  5. ⑤ 学校の臨時休業の判断
  6. ⑥ 濃厚接触者の出席停止
  7. ⑦ 感染者が在室・使用していた施設・設備等の消毒
  8. ⑧ 感染者発生の公表
  9. ⑨ 当該の児童生徒等へのケア
  10. ⑩ 臨時休業や出席停止を行う場合の配慮
  11. ⑪ 児童生徒等および教職員への感染予防策実施の再徹底
  12. ⑫ キャンパス・施設の保全管理
  13. ⑬ 国際寮、合宿所など居住・宿泊施設において感染者が発生した場合

※【ケース2】及び【ケース3】については、上記に準拠しつつ、それぞれに固有の状況を想定して記載しています。

感染者または感染疑い等が発生した場合の類型化と対応のガイドライン 6/1 改訂

【学生のみなさんへの案内内容】

  1. 医療機関や保健所などから、みなさん自身が新型コロナウイルスに感染していると言われたら、すみやかに保健センターWebサイトから感染報告等の入力(Microsoft Forms、以下「新型コロナウイルス感染報告書」)をしてください。
  2. 課外自主活動団体に所属の方は、ご本人または団体の代表・主務等から学生オフィス(体育会に所属の方はスポーツ強化センター)にも速やかにお知らせください。
  3. 国際寮に入寮している方は、国際教育センターにも速やかにお知らせください。
  4. 大学では、自治体・保健所の指導・指示を踏まえて、必要な対策・対応を行います。また、保健センターでは「新型コロナウイルス感染報告書」の内容を確認後、必要に応じて体調の確認や健康指導を行うとともに、感染に至った状況や感染後の行動履歴など、感染対策に必要な情報の聞き取りを行います(土日祝日を除く)。
  5. 報告内容によっては、感染可能期間に接触した方に感染の報告や「濃厚接触者報告書」の入力依頼の連絡をお願いすることがありますので、ご協力をお願いします。
  6. なお、授業配慮申請については、各自別途「学び支援サイト」から申請が必要です。
  7. 感染等の報告を新型コロナウイルス感染報告書で入力するにあたっては、以下の事項について報告できるようご準備ください。

    ①氏名、所属学部・研究科、学学生証番号、生年月日

    ②課外活動への参加

    ③検査方法、発症日(いつから症状があったか)、症状、*無症状の場合は検査日

    ④発症日前後の行動歴

    ⑤発症日(無症状の場合は検査日)の 2 日前から最後に登校した日までの接触者

    ⑥新型コロナワクチン接種歴

    ⑦連絡先、電話番号

    ⑧下宿生で食糧支援を希望する場合は必要事項

※入力された情報で大学が確認したい事項が有る場合は、立命館保健センターから電話で連絡をします(平日のみ)。


  • 教員のみなさまにおかれましては、学生等から感染したとの第一報を受けた際には、保健センターWebサイトから新型コロナウイルス感染報告書の入力をするように学生にご案内くださいますようお願いします。あわせて、授業配慮申請については別途「学び支援サイト」から申請を行うようご案内ください。
  • 保健センターでは、新型コロナウイルス感染報告書の入力内容を確認のうえ、必要に応じて、当該学生に更なる聞き取りと健康指導を行うとともに、データを保健課共有フォルダ(閲覧権限およびパスワード付)に格納し、各学部・研究科、学生オフィス、スポーツ強化オフィス、国際課と情報共有をします。 (原則として学部・研究科事務室では聞き取りをしないこととしますが、保健センターで行う入力内容の確認にあたり、準濃厚接触者の特定等のために、学部・研究科事務室に協力を依頼することがあります)
  • 学部・研究科事務室におかれましては、必要に応じて授業配慮申請などの教学上のご指導をお願いいたします。
  • 学生オフィス、スポーツ強化オフィス、国際課におかれましては、詳細情報の聞き取りおよびその後のご指導をお願いいたします。(課外活動団体の活動指導、国際寮での生活指導など)
  • 入力内容で不明な個所があれば保健センターに問い合わせてください。

【新型コロナウイルス感染報告書のデータ更新の報告先】

  • 保健センターから、1日1回、以下の部課・役職者にメールにて報告します。

ア) 感染者・(準)濃厚接触者が学生(学部生、大学院生)である場合の報告先(メール)

  1. 保健センター(所長、医師)
  2. 学生部(次長、各キャンパスの学生オフィス課長、保健課長・保健課関係者)
  3. 教学部(事務部長、各キャンパスの教学部次長、各学部・研究科の事務長)
  4. 総務部(常務理事、各キャンパスの事務局長・地域連携課長、総務課長)
  5. 国際部(次長、各キャンパスの国際課長)

イ) 感染者・(準)濃厚接触者が教職員である場合の報告先(メール)

  1. 保健センター(所長、医師)
  2. 保健課長
  3. 人事部(部長、人事課長(旧給与厚生課担当))
  4. 総務部(常務理事、総務課長)

※感染者が委託先など関連会社社員である場合の報告先も上記と同様とします。


※報告を受けた上記の部課では、必要に応じて関連する役員・役職者・部課等に報告・共有 します。

※個人情報の取り扱いは厳重に行っていただくようにお願いします。


  • 保健センターWebサイト

  • 新型コロナウイルス感染報告書

感染者または感染疑い等が発生した場合の類型化と対応のガイドライン

  • 2020年4月1日感染症対策委員会の審議にもとづき、感染者または感染疑い等が発生した際の症例や感染者との接触状況等による類型化と対応のガイドラインを定めていますので、ご参考にしてください。
類型 症例・
接触状況
対応ガイドライン
患者(確定例) 治療(入院、宿泊療養、自宅療養)
A1 疑似症 治療(入院、宿泊療養、自宅療養)
A2 無症状病原体保有者 隔離(入院、宿泊待機、自宅待機)
B 濃厚接触者
(準濃厚接触者含む)
5日間自宅待機、健康観察
b 接触者 7日間健康観察
C 濃厚接触者の濃厚接触者 7日間健康観察
c 濃厚接触者の接触者 7日間健康観察

(作成者)立命館保健センター所長

※保健所または医療機関からの指示がある場合は、それに従ってください。

※「7日間健康観察」のみの場合、自宅待機等の行動制限を行う必要はありません。感染予防に注意しながら日常生活を過ごしていただいて差し支えありません。

※健康観察については、以下をご活用ください。
・立命館保健センターホームページ 健康観察用紙
https://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/hoken/doc/selfhealthchecksheet.pdfPDF

上記表の類型についての解説

【A1疑似症】は、症状や状況から感染者である蓋然性が高いが、検査で確認されていない者。

  • 感染者との接触歴があり発熱等の症状がある者、流行地に渡航または居住していて発熱等の症状がある者、発熱等の症状がありCT等で肺炎があり入院を要する状態で医師が新型コロナ肺炎を疑う者など。

【A2無症状病原体保有者】は、接触者へのサーベイなどで検査が行われたケースなど、症状はないが検査陽性の者。

【Bの濃厚接触者(準濃厚接触者を含む)】は、「患者(確定例)」の感染可能期間注)に接触した者のうち、次の範囲に該当する者である。

  • 患者(確定例)と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった者
  • 適切な感染防護無しに患者(確定例)を診察、看護若しくは介護していた者
  • 患者(確定例)の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者
  • その他:手で触れることの出来る距離(目安として 1 メートル)で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と 15 分以上の接触があった者(周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する)。

注)「患者(確定例)の感染可能期間」とは、発熱及び咳・呼吸困難などの急性の呼吸器症状を含めた新型コロナウイルス感染症を疑う症状(以下参照)を呈した 2 日前から隔離開始までの間、とする。

  • 発熱、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐など

【Bの濃厚接触者(準濃厚接触者を含む)】は、A:患者(確定例)と濃厚接触をした者で、経過観察中に発熱や風邪症状が出れば、【A1疑似症】にランクアップして、PCR検査対象になり、陽性ならば更にA:患者(確定例)にランクアップする。

【b:接触者】は、アルバイト先や所属クラブが同じであるなど、A:患者(確定例)と接触はあるが、濃厚の基準を満たさない者を示す。

【Cやc】は、対策の対象に入らないため、健康観察のみで可とする。BがA化した場合、CはBに変わる可能性があるので、対象の事前のリストアップは重要となる。

オミクロン株感染者の濃厚接触者を5 ⽇間出席停⽌にすることについて

  • 根拠:事務連絡 B.1.1.529 系統(オミクロン株)が主流である間の当該株の特徴を踏まえた感染者の発生場所毎の濃厚接触者の特定及び行動制限並びに積極的疫学調査の実施について(令和4年7月 22 日一部改正)
    https://www.mhlw.go.jp/content/000968056.pdf
    児童⽣徒等の感染が判明した場合⼜は児童⽣徒等が感染者の濃厚接触者に特定された場合には,各学校において,当該児童⽣徒等に対し,学校保健安全法第 19 条に基づく出席停⽌の措置を取ること。なお,後者の場合において,出席停⽌の措置をとる場合の出席停⽌の期間の基準は,感染者と最後に濃厚接触をした翌⽇から起算して7 ⽇間とする。

感染者が発生した際の使用施設等の消毒のガイドラインについて

❶保健所の指示があれば、それに従い事業者の責任で使用施設等の消毒を実施する。
消毒の実施については、各キャンパス地域連携課にご相談ください。

❷保健所の指示がなくてもPCR陽性者が使用した3日以内の場所は消毒する。

  • 保健所からの指示が無い場合には、以下を参考にして消毒を行う。
  • 消毒の対象は感染者の最後の使用から3日間以内の場所とする。
  • 消毒作業前には十分な換気を行うこと。ただし換気に必要な時間は諸機関により異なっている。
  • ヨーロッパCDCは作業前に最低1時間の換気を推奨している
  • 米国CDCは作業前に概ね24時間の換気を推奨している
  • 消毒範囲の目安は、感染者(疑い例含む)の執務していたエリア(机・椅子など、少なくとも半径2m程度の範囲)、またトイレ、休憩室や食堂などの使用があった場合は、該当エリアの消毒を行う。

❸A1(疑似症)やB(濃厚接触者)の場合は、原則として消毒の必要はなく、平素の予防対策を徹底することが重要となる。
① 職場で仕事中は必ずマスクを着用する。
② 食事、休憩時など飲食をするときはマスクを外してよいが、人と話はしない。
③ 職場にできればアルコール消毒液を設置して、頻回に手指消毒を行うか、頻回に水道で石鹸を用いて手を洗うように心がける。
④ 複数が接触する共有物は、朝夕少なくとも2回は、手袋を着用の上、拭き掃除(中性洗剤液、アルコール、次亜塩素酸Na液などを用いて)を、自分たちで行う。

※本ガイドラインは、立命館保健センター所長(学校医、産業医)の助言にもとづく。

大学の構成員(学生、教職員)が感染した場合の公表について

  • 大学の構成員(学生、教職員)が新型コロナウイルスに感染したことが判明した場合、感染拡大防止の観点から、個人情報保護に配慮して、ご本人の同意を得たうえで、最小限の事実を公表しています。
    ※新型コロナウイルスへの感染の可能性は誰にでも、どこにでもあります。感染した人に責任はありません。感染者への誹謗中傷は許されないことです。感染した学生・ご家族等の人権尊重・個人情報保護にご理解とご配慮をお願いいたします。

参考資料

1「新しいキャンパスライフをはじめよう」啓発ポスター

「新しいキャンパスライフをはじめよう」啓発ポスター

2「新しいキャンパスライフをはじめよう―実践例―」啓発チラシ

「新しいキャンパスライフをはじめよう―実践例―」啓発チラシ

3行動記録表EXCEL

4各種ガイドラインなど