山岳部

PROFILE

PROFILE

1946年に設立された立命館大学山岳部。自立した登山者の育成という理念のもと、平日はミーティングやトレーニング、土日は山での練習を実施。また、長期休暇には合宿としてテント泊を行い、さまざまな技能を磨き心身を鍛えている。
彼らは大自然が放つ絶景に魅了され、日本各地の山頂を目指している。

MEMBERS

佐々木 優太さん

主将佐々木 優太さん
(情報理工学部3回生)

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主将佐々木 優太さん(情報理工学部3回生)

幼少期からボーイスカウトに所属し自然に触れてきた佐々木さんは、大学では山に関わる活動ができる山岳部に入部したいと考えていた。
普段の生活ではなかなか体験できない綺麗な景色が見られることが登山の魅力と感じていて、「山頂だけでなく、登山の途中のふとした瞬間にも感動することが多々あります」と、四季折々さまざまに変化する景色はどれも絶景だという。
「体育会として活動している山岳部は日々トレーニングを実施し、雪山登山や高度な技術を用いた登山を成功させるためにさまざまな技術を磨いています。無事故、無怪我を心がけ、立命館大学山岳部の名前を広めていきたいです」と情熱あふれる佐々木さんは語る。

坂本 英祐さん
(理工学部3回生)

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坂本 英祐さん

坂本 英祐さん(理工学部3回生)

大学では自然に触れ合える活動をしたいと考え山岳部に入部した坂本さんだが、入部当初は、なんとなく登山活動に参加していた。しかし1回生の夏、登山に対する考え方が変わるほどの絶景を見ることができたという。「中部地方にある穂高連峰を登ったときの景色が忘れられません。今までの努力が報われた瞬間でした」。絶景を見るために山に挑む、今は苦しさの中にある楽しさに魅了されている。
季節やルートによって見える景色も変わってくるので、同じ山でも全く違う雰囲気を感じられ、登るたびに新たな発見や気づききがあるのが山の魅力。「後輩にもたくさんの景色を見てほしいです」。山岳部として最後のシーズンを向かえる坂本さんは、過酷の先にある綺麗な景色を仲間と一緒に望めることを楽しみにしている。

PURPOSE

PURPOSE

縦走からロッククライミング、
雪山などに挑む山岳部の目標

縦走からロッククライミング、
雪山などに挑む山岳部の目標

主な年間大目標
  • 源次郎尾根、八ッ峰尾根の登攀(登山で険しい岩壁などをよじ登ること)を通じてマルチピッチ技術の定着
  • 夏季長期合宿を通して、長期の山行に対応できる体力、精神力を身につける
  • 冬のバリエーションルート(登山で一般のルートとは違う、より困難な登路)を登ることができる登攀技術の定着
  • 冬の槍ヶ岳、穂高連峰で山行を行うことができる雪上での技術の確立
年間小目標
  • 決められた時間で正確にロープワークをできるようになる
  • テント設営を10分以内で行う(雪上の時は整地を含めて20分)
  • 合宿時、撤収を含めて90分以内に出発できるようになる
  • 新入生が夏季合宿時に30kg以上を持って8時間以上歩けるようになる

SNOW MOUNTAIN

SNOW MOUNTAIN

極寒のなか、険しい山に
果敢に挑む雪山登山。

雪山登山の必需品

冬は他のシーズンと比べて重装備になり、5~10kgも重くなることもある。

ビーコン
ビーコン

無線電波受発信機。雪崩時など遭難者捜索の手がかりとなる。

アイゼン

滑り止めとして靴底に装着する、氷雪用スパイク。

アイゼン
ワカン
ワカン

雪の上でも足を沈ませずに安定した歩行を可能にする。軽くて、アイゼンとの併用も可能。

ピッケル

歩行のバランス保持や滑落停止などに使用する。
縦走(ロープを使用しない登山)の場合は持参。

ピッケル
グレイシャー
アイスバイル

歩行のバランス保持や滑落停止などに使用する。ピッケルより小さい。

スノーショベル

テント設営時の雪面の整地などにも活躍する。

スノーショベル
ゾンデ
ゾンデ

雪に埋まった遭難者を探し出す時に使用する。(全長約3M)

雪山登山の服装

雪や強風などの厳しい外部環境から体を守るためにも雪山の行動時には適切なレイヤリング(重ね着)が重要になる。
「汗がでるかでないか」のレイヤリングが最適。

スノーグローブ、帽子
スノーグローブ、帽子

凍傷を予防するため末端部を保温する

スパッツ

ブーツ内に雪の侵入を防ぐ

スパッツ
アイウエア
アイウエア

紫外線や風雪から目を守る

全体のイメージ。
これにリュックなどがプラスされる。

全体のイメージ