全学協議会での議論は、実際のキャンパス作りに大いに取り入れられています。ここでは、その中からいくつかの事例を紹介します。

Case #01

オリター制度

困っている新入生をサポートしたい!(オリター活動のはじまり)(1960年代頃~)

自主的な活動だったオリター活動を、大学としてサポートします!(1991年全学協議会)

オリター・エンター活動(学友会各学部自治会)の制度化と支援
  • 実施年度= 1991年(1960年代頃から議論開始)
  • TAG= #教育 #活動支援 #課外活動

1960年代に、学友会自治会は、新入生に下宿の探し方や学生生活のノウハウを教える新入生支援活動を自発的に開始しました。ほぼ同時期から、大学が1回生対象の少人数クラス「基礎演習」を開始。学友会自治会は活動の一環として、この基礎演習前後でのクラス活動支援も自主的に関わってきました。1975年の全学協議会以降、大学はこのような学友会自治会の取り組みを一定の評価をし、時間的・場所的条件整備の観点から、サブゼミ等の学部共通でクラス活動を行う機会の整備をすすめました。この新入生支援が発展し、オリター活動として受け継がれています。

学友会自治会の自主的な取り組みを一層支援するという観点から、1991年度全学協議会で、大学はオリター活動を新入生支援の制度として位置づけ、支援を行うことを確認しました。