用語説明(50 音順)

キャリアパス支援

本学では、大学院全体として入試、教学、キャリア形成、奨学金等支援制度を有機的に連携させて院生キャリアパス(進路・就職)を支援する制度を有しています。

初任研究員制度

「初任研究員」は、本学の博士課程後期課程(または4年制博士課程)修了後、早期に、国内外の研究機関、企業(研究職)等への就職を果たすために、多様な分野における基盤的研究を充実し、研究成果の創出を促進するための役割を担うことを目的として設置された制度で2019年度からその運用を開始しています。

初任助教制度

「初任助教」は、①本学理系4研究科にて博士課程後期課程(または4年制博士課程)修了後、さらなる研究実績を積むことで、早期に国内外でのアカデミックポジションで活躍すること、②若手人材の多様な分野における基盤的研究を充実させ、本修了者が研究成果を創出することを促進し、同時に教育経験を有すること、を目的とし設置された制度です。2019年度からその運用を開始しています。

初年次教育

大学での学びのみならず学生生活への適応を含み、正課・正課外にわたって提供される総合的な教育プログラムです。高校から大学への学びと学生生活へのスムーズな移行支援は大きな課題です。

全学協議会

1948年度に学友会からの提起を受け創設された協議機関です。1979年度までは大学(常任理事会)の学費提起と関わって不定期開催でした。1979年度から2011年度までは、学費提起とあわせて4年毎に全構成員に公開する形式で開催されました。1988年には「全学協議会会則」が確認され、この協議会は「大学運営に関する諸問題(①教学改善および学生生活援助に関する事項、②学費および学園財政に関する事項、③学園の事業計画に関する事項、④その他本協議会で必要と認めた事項)について協議し、学園の発展に資することを目的とする」と定められています。近年では、2016年度・2018年度に全学協議会を公開で開催しました。

卒煙支援エリア

卒煙支援エリアとは、喫煙者を卒煙に導くことを前提として、エリア利用者に対して卒煙指導や啓発を行う場所として2018年度から各キャンパスで運用されています。2019年度からは改正健康増進法における受動喫煙防止の取り組みをすすめるため、同エリアを特定屋外喫煙場所の要件を満たすような仕様として順次整備をすすめています。

ピア・ラーニング

仲間による支援活動を意味し、学生同士が助け合う取り組みを通して支援を受ける学生の成長と同時に支援する学生の成長にもつながることが期待されます。1回生小集団クラスを支援するオリター・エンターをはじめ36団体で3,400名近い学生が活動しています。

ES(エデュケーショナル・サポーター)

授業において、先生や学生のサポートをする学部学生のことです。授業時のグループワーク支援、学生の質問対応など、先生と学生双方をサポートすることで、授業をスムーズに進め、より効果的な学習効果を生み出す役割を果たします。これらのサポートを通じて、ES自身が専門の学習や、幅広い知識・能力を涵養する機会となります。

R2020

2020年にむけて立命館が選ばれる学園であり続けるべく、立命館学園のあるべき姿としての学園ビジョンR2020(Creating a Future Beyond Borders 自分を超える、未来をつくる)と、その実現に向けた中期計画(前半期:2011年度~ 2015年度、後半期:2016年度~ 2020年度)を策定し、計画的に学園の改革を進めてきた取り組みのことです。

R2030

2030年にめざす新たなビジョンとして、2018年8月に学園ビジョンR2030(挑戦をもっと⾃由にChallenge your mind Change our future)が策定されました。現在、このビジョンを踏まえ2021年度以降のチャレンジ・デザイン(中長期計画)の策定に向けた検討がすすめられています。

Student Success Program(SSP)

SSPは、学生「一人ひとり」が正課と課外すべての学生生活を通じて学びの主体として「自立」し、最大限の「成長」を遂げられるようになるための学生支援です。学生生活の充実に向けた個別支援やセミナーなどの取り組みを2017年度から段階的にスタートし、2018年度からは立命館大学の3キャンパスで展開しています。