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キャンパスの国際化と留学生支援に関する学習会を開催

この間、2018 年度全学協議会および協創施策の具体化に向けて、1)アカデミック・アド バイジングに関する学習会(7 月9 日愛媛大・清水講師)、2)ピア・サポートに関する(7 月30日大阪大・安部准教授)をテーマとした学習会を開催してきましたが、今次、学習会シリーズ第3回目として、9月18日(火)18:00から教職員を対象に「キャンパスの国際化と留学生支援に関する学習会」を学生部・国際部・教学部共催で開催しました。

本学の留学生数は増加を続け、学生数の約1割に達するところまで来ています。今後のさらなる増加を踏まえ、多様な背景、多様な課題を持つ多様な留学生の存在を前提とした、より組織的・集団的な支援構築が課題となっています。また、学友会および院生協議会連合会からは、留学生に関する様々な困りごとを相談できる機能の充実・強化に関する論点、留学生支援拡充のためのピア・サポート団体の連携支援のアイデアが出されているなど、国際化課題は主要テーマの一つとなっています。

今回は講師として、国際化を推進する大学における留学生支援の実務家でもあり研究者でもある東京大学グローバルキャンパス推進本部の大西晶子先生をお迎えしました。衣笠・BKC・OIC・朱雀を合わせ約60人が参加。大西先生からは、学生支援サービスの国際化に向けた取り組みガイドライン、東京大学での取り組み、様々なデータに基づく留学生の多様性についてお話しをいただきました。質疑応答時間では終了時刻ギリギリまで活発な質問・意見が飛び交い、この分野に関する関心の高さが伺われました。参加者からは「留学生支援に関して多くの示唆が得られた」、「留学生の現状や組織内の連携のあり方など大変参考になった」、「留学生数増加が大学にもたらす影響について体系的かつ事例をもって学ぶことができた」等の感想が寄せられました。

学習会の様子
学習会の様子
講師の大西晶子先生
講師の大西晶子先生

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