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2015年10月、堀口昂紘くんは、文部科学省が今年度から始めた「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】」の第1期生として、全国514人の応募者のなかからに選ばれ、アメリカ合衆国フロリダ州に向けて飛び立った。

(cf.)  「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】」
          については、こちらのURLをご参照ください。
           → http://www.tobitate.mext.go.jp/hs/


堀口くんがテニスを始めたのは小学生の頃。近所の公園で友だちと遊んだテニスが忘れられず、両親に頼んでスクールに通い始めた。そこで出会ったのがソフトテニスだった。テニスをやっている時間が何より楽しく、毎日練習に明け暮れた。中学生になってもその生活は変わらず、学校の部活動以外に夜間スクールでの指導も受けていた。
しかし、高校生になり、結果の出ない日々が続くようになった。そこでうまくいかないことがある度に生活を振り返り、全てをテニスに捧げる生活を送った。例えば、帰宅後はトレーニングに集中するため、学校の課題は休み時間などで済ませ、家へ持ち込まないようにしている。「以前の自分はテニスの練習だけに熱を入れていた。日常生活での意識を高く持ち、全てをテニスに注ぐことで、試合に勝てるようになった」と堀口くんは話す。
その甲斐あって、今年度のインターハイでは、京都府で優勝し代表となり、全国大会でも4回戦まで勝ち進んだ。当日は部員やクラスメイト、コーチなどが応援にかけつけてくれた。

錦織圭選手やマリア・シャラポワ選手など有名選手が通っていたことで有名な「IMGアカデミー」。一度世界を見てみたいと訪問した際に、言語・文化・習慣など、全てが日本とは異なる環境でプレイしている姿を見て衝撃を受けた。そんな折、「トビタテ!留学JAPAN」の話を受け、「あの環境でテニスを学びたい」と強く思い、代表に応募した。
IMGアカデミーではテニスを学ぶこと、そして他国の選手と交流を深めることを目標にしている。「他の文化に触れることはもちろん、交流を通して英語を勉強したい。今までテニスばかりやってきたが、今回は勉強したいと強く思った。」と決意を新たにした。

自分が大好きなテニスを続けたことで手に入れたチャンス。世界を舞台にした堀口くんの挑戦はまだ始まったばかりだ。