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教育理念
教育理念

立命館学園は、「平和と民主主義」の教学理念を小・中・高・大の一貫教育の中心にすえています。これは憲法、教育基本法の根幹をなす精神ですが、社会の進歩、人類の福祉を目指す真の教育・研究は、「平和で民主的な社会」であってこそはじめて達成することができるからです。

教育は生徒一人ひとりの人格を大切にして、そのすこやかな発達をめざして行われなければなりません。私たちは、生徒が現に持っている力、持つことができる力に信頼をおき、困難に立ち向かつて向上しようとする生徒の自主性を信頼するところに教育が成り立つと考えています。私たちは、学園の建学の精神と教学理念を今に受け継ぎながら、新たな21世紀を生きる生徒たちの個性と能力を最大限開化させるための教育創造に向けて、常に挑戦を続けていきます。

建学の精神

立命館中学校・高等学校は、1905年(明治38年)9月「私立清和普通学校」として創設されました。京都御所の「清和院御門」の向かいの地であったため、その御門の名にちなみ「清和」と名附けたのが始まりでした。その後、1913年財団法人「立命館」の設立認可とともに「私立立命館中学」と改称し、現在まで受け継がれています。

本学の創立者中川小十郎は、1900(明治33)年に「私立京都法政学校」(後の立命館大学)を創設し、その5年後に、「形式的な束縛を受けず、のびのびとした生徒を育てる中等教育を」という考えに基づき附属校を開設しました。

中川小十郎は、二度にわたって内閣総理大臣を務めた西園寺公望の秘書官でした。西園寺公望は若くしてフランスに留学し、自由主義的精神と国際感覚を身につけました。帰国後、「進取の気質に富む青年の育成」のために京都御所内にあった自宅に、私塾「立命館」を開きました。中川小十郎はこの「立命館」の名称とその精神である「自由と清新」の学風を西園寺から受け継ぎ、今日の立命館の礎としました。

第二次世界大戦後は、末川博を総長として迎え、立命館は「自由と清新」の学風のうえに、新たに「平和と民主主義」を教学理念として、学園の民主的な体制と特色ある教育とを築きあげてきました。現在の立命館学園は、1小学校・4附属中学・高校、2大学・大学院を擁し、約4万人が学ぶ日本有数の総合学園として発展しています。

立命館中学校・高等学校は、2005年に創立100年を迎えました。100年を機に「立命館小学校」を開設し、初等教育から高等教育までの一貫教育体制を完成させ、学園の中核を担う学校として、さらに大きな役割を果たします。

時代の先に求められるものを常に鋭敏に感じ取り、新たな挑戦をし続ける「自由」で「清新」な学校であり続けたい、そう強く考えています。