校長挨拶

科学技術の飛躍的な革新や国際社会のボーダレス化、そして新型コロナウイルスのような想定外の外的要因もあり、私たちを取り巻く社会環境は劇的に変化しています。このような世の中において、一人の自立した人間として一定の幸福感をもって生き抜いていくためには、人間の多様性の尊重と多様な社会環境への適応力、柔軟な発想力が不可欠と言えるでしょう。加えて、どのような状況においても自分の強みと個性を発揮し、人と協働し目的を達成していける人間力が必要です。また、ウィズコロナ・アフターコロナ時代のニューノーマル(New Normal)と呼ばれる社会変化に受け身で対応するのではなく、自分を取り巻く新しい社会をよりよい方向に導こうとする強い志と行動力を持つリーダー性も求められています。

1905年に創立された立命館中学校・高等学校は、その伝統を力としつつ、このようにそれぞれの時代で必要とされる人としての資質と志を備え、「新しい価値を創造し、未来に貢献する人」を育てる学校として歩み続けてきました。2014年度に行われた長岡京キャンパスへの移転、SSH(スーパーサイエンスハイスクール事業)や海外提携校14校との様々な国際的かつ先進的なとりくみ、修学旅行をはじめとする生徒が主体的に作り出す各種課外活動などもその歩みの一つです。
 これからも、立命館小学校を始めとした立命館附属校、SGU(スーパーグローバル大学事業)対象校に指定されている立命館大学及び立命館アジア太平洋大学など、立命館学園の豊かな国際的学術環境も活用しつつ、生徒一人一人の個性輝く成長を支援していきます。

立命館中学校・高等学校 校長 東谷 保裕