ニュース

【SSH】台湾の高雄高校とオンライン科学研究発表会を実施

2020.06.23

台湾の高雄高校とオンライン科学研究発表会

 立命館高校では多くの海外理数教育重点校と提携しており、例年たくさんの海外校が短期研修として本校を訪れてくれています。一週間ほど本校生徒のご家庭にホームステイしながら本校に通い、その間一緒に授業を受けたり、合同の研究発表会を行ったりしています。
 今年度は、そんな機会を同じようにオンラインで作りたいと、休校まっただ中であった5月5日(火・祝)、台湾の高雄高校と科学研究発表会を行い、SSGクラスの高校2年生と3年生計70名が参加しました。
 台湾ではコロナの感染者数が少ないことから休校措置が取られておらず、通常の化学の教室とzoomでつながりました。その中で、4テーマ8名の高校生が前の週末に台湾の科学フェアで発表した研究を披露してくれました。

<研究テーマ>
1.    Sunscreen Made from Dragon Fruit – Explore the feasibility of adding Betacyanin into sunscreens –
2.    Fish are the champions!!!-Zebrafish assessment during a fight
3.    Aphid killers-Interaction between aphids and parasitoids
4.    YOLO Build An Object Detecting System

 高雄高校と本校は例年であれば年に複数回の派遣や受け入れプログラムを実施しています。過去の研修で出会ったことのある友人に画面上で再開できた生徒も多くおり、学校どうしの結びつきの強さも感じました。科学フェアでの発表を終えたばかりの研究はどれも興味深く、本校生徒にとって大変良い機会になりました。

 以下は本校生徒の感想です。オンラインでも、対面での研究発表時とほとんど変わらない感想が聞けることに驚き、これからも様々な機会を提供していきたいと感じました。

  • 高雄高校の研究の題材がとても独創的なものが多かったので普段身近すぎて気付かないことなども目を向けたいと思いました!
  • 英語で発表をいろんなグループがしていて、すごかったし、遠く離れた土地ともスマホ1つでプレゼンまでできるということがすごいと思った。
  • 研究内容がどれも興味深いものでした。これをモチベーションに今できることを頑張っていきたいです。
  • 私が一番印象に残っているのは日焼け止めの研究です。それにフルーツを使うというその考えがすごいなと思いました。私も課題研究があるのでみんなにすごいと思ってもらえるような研究をしたいと思いました。あと、質問タイムやあいさつで英語をみんな話せていてほんとにかっこいいなと思いました。なので私も英語をもっと勉強しないといけないなと思いました。
  • 研究がしっかりしていて自分もそんな研究が出来るようになりたいと思いました。
  • これから課題研究をしていく上でよい見本を見ることが出来て本当に良かったです。でもまだまだ英語で理解できない部分も多かったのでもっと頑張っていきたいと思います。


2020ssh-k1-8edit-tile3