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SSH 2014年度SSH科学技術人材育成枠事業が開始されました。
2014.06.22
6月22日(日)、立命館高校SSH科学技術人材育成枠事業として計画されている取り組みの第1弾として、東京での研修会が行われました。
この事業は、「国際舞台における科学研究の推進・協働を担うリーダーシップ育成」を研究開発課題として、立命館高校が以下の連携校とともに取り組んでいる事業です。
福島県立福島高等学校/早稲田大学本庄高等学院/筑波大学附属駒場高等学校/
東海大学付属髙輪台高等学校/東京工業大学附属科学技術高等学校/静岡北高等学校/
大阪府立千里高等学校
各校から2名ずつ選ばれた生徒を対象に、リーダーシップ育成の鍵を探る取り組みとして、東京での研修会、それに続いて、筑波研修、海外研修、さらに、Japan Super Science Fair 2014での成果発表を目指します。
第1回目の東京での研修会では、東京工業大学附属科学技術高等学校を会場として、自然科学研究機構 特任教授 小泉周先生にお越しいただき、「The Inner Universe, The Brain Mysteries 〜How brain works〜」と題した講演を行っていただきました。たいへん興味深い“錯視”の実例を示しながらのお話に生徒達は引き込まれ、講演後にはいくつもの興味深い質問が出されました。お話の最後に小泉先生の考えられる“リーダー像”を高校生へ語りかけていただきました。「一つの分野でスペシャルな能力を持つこと」や、「積極性の大切さ」を力説いただき、大きな刺激を受けました。
午後には、「国際的な科学の舞台でのリーダーシップとは何なのか」を考えるワークショップを行い、グループ毎にその考えを話し合い、発表し、参加いただいた先生方からも有益なアドバイスを多くいただきました。
参加した生徒達には、リーダーシップについて深く考え、お互いに大きな刺激を受ける研修となりました。次回7月には、筑波においてインドネシアの生徒を交えての研修を行います。その際に、今回の経験が十分に活かされることと期待しています。