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SGH 高2 GLコース 課題研究 "What can we do for disaster prevention and recovery?” の特別授業を実施

2014.09.18

Super Global High School (SGH)
2 GLコース課題研究 報告

SGH 高校2年 GLコース 

課題研究:「"What can we do for disaster prevention and recovery?”」の特別授業を実施しました。


 918日(木)、高校2GLコース課題研究において、「"What can we do for disaster prevention and recovery?”」の特別授業が実施されました。


 これは、一週間前にJICA 関西海外技術研修員の方々と交流を実施した際に、上記テーマについてディスカッションを展開し、それを受けての事後学習と今後貧困と災害の両問題をリンクさせて研究していくという位置づけのなかでの特別授業でした。授業は、青年海外協力隊として2年間バングラデシュで理科教育普及活動をされた経歴を持つ本校の井上貞行教諭によって実施され、バングラディシュの都市部と農村部の映像からわかる生徒たちの気づきをきっかけに、現在急速に経済発展を遂げつつある同国における貧困問題がこれまでのそれとは質的に変化し、都市と地方の格差問題(あるいは都市間における格差問題)となって顕在化していることを生徒たちは学びました。さらに、ほぼ毎年のように洪水による水害被害を受ける同国において、その被害が最も甚大でかつその復興の速度が遅いのが貧困層の居住地域であるということを知り、貧困と災害という問題が不可避的にリンクしていることを学びました。そして、それらを踏まえて私たちに何ができるのかを考えました。

 本校SGH構想においては、今後このテーマについて生徒たちとともに、さらに多角的なアプローチによって深めていく予定です。