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SGH RITSUMEIKAN – INDIA BSI・DPS EXCHNGE PROGRAMを実施

2015.06.19

Super Global High School (SGH)
インドDPSとの交換研修企画

 

RITSUMEIKAN – INDIA  BSIDPS  EXCHANGE PROGRAMを実施しました

 

69日~615日まで、インド・デリーからBLUEBELLS SCHOOL INTERNATIONAL SCHOOLおよびDELHI PUBLIC SCHOOL GHAZIABADから生徒9名が来校しました。

これは本校が昨年度SGH指定後、グローバル化する世界において様々な国の人たちと意見を交わし、ともに考える機会を多く持つことを目的として、新たな国際交流の連携先として取り組んだ初めてのプログラムであり、今回インドの高校との交流が実現しました。本校3年と2年のGLコース、1年のGJクラスを中心に様々な取り組みを企画し、相互理解が進んだ密度の濃い交流プログラムとなりました。

インドの両校に事前に準備していただいた、インドと自らの学校紹介のパワーポイントをもとにプレゼンテーションをしていただき、ややもすればそれまで身近に感じられなかったインドという国の文化や習慣、思考のありかたについて知る機会を得ました。また、本校からはキャンパス・ツアーやクラブ体験、書道や華道などをはじめ日本文化に触れる機会を多く持つことで、日本という国のみならず等身大の日本の高校生についても知ってもらうことができました。期間中は、本校の体験学習棟に宿泊し、また、週末には11家庭でのホームステイ体験も実施しました。

期間中の取り組みのなかでは、中学1年生の英語授業にも参加し、グループ活動等をする交流も行いました。また、高校の主に3年と2年のGLコースの英語授業には、本校生徒とともに計10時間以上参加しました。当初はインド特有の英語のイントネーション等に戸惑っていた本校生徒たちも、その声に熱心に耳を傾けていくうちに理解が進み、次第に打ち解けた雰囲気でともに学ぶことができました。3年生の英語ディスカッションの授業では、ちょうど関西高校模擬国連大会を直前に控えていたこともあり、プレ模擬国連大会を授業内で実施。それぞれの割り当てられた国のグループに入り、議題であるThe Right of the Child(子どもの権利)について、児童労働や教育等多方面からなるワールド・イシューについて、真剣に討議する姿が見られました。

 本校では、今回の相互交流プログラムおいて、20163月に今度は本校生がインドを訪問する予定です。高校生同士の交流から始まり、世界は広くて狭いことを実感でき、多様な文化や考えを知り、それを吸収し、将来グローバルな舞台で活躍することを願う多くの高校生たちとのさたなる機会を創出するために、本校SGH活動は今後も前に進んでいきたいと考えています。