SSH 生命科学の授業の発展としてサントリー工場を見学しました

ニュース

2015.06.27

Super Science High School (SSH)
SSコース授業での取組み紹介

生命科学の授業の発展としてサントリー工場を見学しました

6月25日（木）に，高校3年生SSコースの選択科目「生命科学」の生徒20名が，授業の応用発展として，本校と隣接するサントリー京都ビール工場を訪問し，微生物による発酵工学について学びました。

生命科学の授業では，高2，高3の生物の授業とリンクして，DNAやタンパク質など生化学分野の学習や実験実習に数多く取り組んでいますが，学校のすぐ近くでバイオの力を生かした産業が行われている様子の説明を受け，熱心にメモを取っていました。また質疑応答にも丁寧に対応して頂き、理解を深めることができました。

サントリーの社員の方からは，ビールの製造工程や微生物の関わりだけではなく，廃棄物を限りなく減らす環境保護への取り組みや高品質の地下水を得るための森林保護活動などについても紹介して頂き，参加した生徒たちは企業活動という点でも視野を広げることができました。

立命館高校のスーパーサイエンス・ハイスクール（SSH）の取り組みでは，日常の授業の取り組みだけではなく，多くの研究機関や大学，企業のみなさまにも様々な場面で協力をいただいています。今回の研修でお世話になったサントリーのみなさまに心より御礼申し上げます。