ニュース

SSH 静岡で行われたSKYSEF2015に参加、高3 小倉くんが「Motivation for Future Award」賞を受賞

2015.08.16

Super Science High School (SSH)
国内科学イベント参加報告

 

SKYSEF2015に参加しました


 

  8月8日(土)~8月11日(火)に静岡県静岡市で行われた静岡北高等学校主催のSKYSEF2015(Shizuoka Kita Youth Science Engineering Forum)に、本校から高校三年生2名が参加しました。この取り組みは2012年から行われており、今年で4回目になります。このフォーラムは公用語を英語とし、生徒の科学コミュニケーションを促進し、科学技術リテラシや自律的に学ぶ力・深める力を伸ばすことを狙いにしていました。日本、台湾、イタリア、オーストラリア、タイ、中国の6か国から28校が参加した大きな国際的イベントでした。


 8日(土)にウェルカムディナーと文化発表が行われ、生徒が国境を超えた交流をたくさんできました。カジュアルな雰囲気で世界からの高校生と楽しく会話ができ、色々な国の文化に触れることができて、いいスタートを切りました。本校の生徒は京都に関する面白いクイズを文化発表とし、参加者が大変喜びました。

 9日(日)には、開会式と基調演説のあと、生徒が6つのテーマに分かれ、自分の研究について英語で口頭発表しました。本校の生徒一人が”The Extraction of PGA from Natto”について発表しました。ユーモアを交えて、前でプチ実験もして、観衆が大変喜びました。午後からポスター発表があって、本校の二人の生徒は自分の研究についても発表し、他の参加者の研究発表を熱心に聞いていました。

 10日(月)に、全員が静岡理工科大学に移動し、いろいろな国から来た生徒でチームを組み、共同プロジェクトに取り組みました。ミニカーを組み立てて、3の課題を達成するために重りをつけて重さを調整するなど工夫しました。

 11日(火)の午前にミニカーの最終調整をして、午後から全体でレースが行われました。チームの応援で会場が大変盛り上がりました。最後に表彰式と閉会式がありました。本校の生徒、小倉太一(高3)はポスター発表のエネルギーの分野で「Motivation for Future Award」賞を受賞しました。


 生徒たちは日本人の生徒とも海外の生徒ともたくさん交流ができ、科学的なコミュニケーションもできていい刺激となりました。