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SSH 科学技術人材育成重点枠事業 第2回「共同研究のための研修会」を実施
2015.09.08
Super Science High School (SSH)
国内科学研修報告
SSH 科学技術人材育成重点枠事業 第2回「共同研究のための研修会」を実施
本校は、本年度から第4期SSH事業の指定を得ましたが、同時に科学技術人材育成重点枠の指定(3年間)も獲得しています。重点枠では、本校生徒だけでなく、連携校と一緒に取り組みを実施することになります。本校の連携校として協力いただいているのは、
福島県立福島高等学校/早稲田大学本庄高等学院
筑波大学附属駒場高等学校/東海大学付属髙輪台高等学校
東京工業大学附属科学技術高等学校/静岡北高等学校
大阪府立千里高等学校
の7校です。今年度の取り組みは、「共同研究」に関する研究開発で、立命館高校を含めた8校から18名の生徒がこの企画に参加しています。第2回目の研修会を9月6日(日)、東京工業大学附属科学技術高等学校に会場をお借りして実施しました。
7月の第1回研修会で提示されたテーマは、「強い電磁石を作る」というテーマでした。2カ月間、学校毎に取り組んできた結果を報告し合いました。単純な課題ですが、奥が深く、それぞれの学校の生徒達が目をつけた部分も違い、たいへん興味深い報告となりました。午前中の報告を受けて、午後には小さなグループに分かれて討議を行いました。活発な意見交換をし、さらにテーマの奥深さを感じることができました。最後に、早稲田大学本庄高等学院の影森徹先生から講評と解説を行ってもらいました。
〜参加した本校生徒の感想から〜
「同じテーマを与えられたのに研究内容がさまざまでとても意義のある発表の場になったと思います」
「短い期間でしたが、いい刺激を得ることができ有意義な時間を過ごすことができました」
次の課題として2つのテーマが提示されました。12月まで台湾の学校も加えてグループで取り組みます。日本校2校、台湾校1校のグループ毎に取り組んだ内容を12月の台湾研修で報告、討議する予定です。