2015.10.05

Super Global High School (SGH)
高校2年GLコース特別授業実施報告

 SGH　高校2年GLコース　JICA研修生の皆さまとの特別授業を実施

10月3日(土)、JICA関西から11名の研修生の皆さまをお迎えして、高校2年GLコースの特別授業を行いました。11名の研修員の皆さまは、7月28日～10月11日までの2か月半に渡り「緊急救助技術」研修の目的で来日された現職の警察官や消防士の方々で、特に災害等のレスキューチームの一員として活躍されておられる方々です。11名の出身国はそれぞれEgypt, Lesotho, Nepal, Niue, Panama, Papua New Guinea,  Samoa, Tanzania, Malawiで、普段接することの少ない国々からの人々との交流、しかも大人との交流ということで、はじめは戸惑っていた生徒達もすぐに打ち解けて、最後は熱心な学習者として時間を有意義に過ごすことができました。本日のプログラムは以下の通りでした。

　第2限：ICE BREAKINGとグループワーク

　第3限：各国毎の現状の聞き取りと、それをプレゼンテーションにまとめる作業

　第4限：英語でのプレゼンテーション

本日は、学校見学会ともかさなり、多数の見学者がおられる中での、即席のプレゼン作成と発表になりましたが、スクリプトを書かないで、メモを頼りに自分の言葉で直接オーディエンスに語りかけるという体験ができ、有意義な時間となりました。文化祭開けでもあり、入念な準備をすることはできていなかったのですが、見事にプレゼンをこなしてゆく生徒達に、彼らの成長の一面を見ることができました。

「貧困の撲滅と自然災害の防止」を考えることが本校のSGHのテーマですが、現場で直接様々な救援活動に携わってこられた方からの貴重な体験と情報をお聞きすることができ、生徒達にとっては、これからのSGHの課題に取り組む方向性が改めて確認でき、今後に繋がる貴重な時間となりました。