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SSH 科学技術人材育成重点枠事業  第1回共同課題研究研修会を実施

2016.06.15

Super Science High School (SSH)
SSH科学技術人材育成重点枠事業報告


SSH 科学技術人材育成重点枠事業 

第1回共同課題研究研修会を実施


立命館高等学校では、通常のスーパーサイエンスハイスクール事業の指定に加え、平成2729年度、SSH科学技術人材育成重点枠の指定を受けています。「国際ネットワークを活用した国際連携課題研究の推進と手法の開発」をテーマに研究開発を行っています。

今年度はその指定の2年目の取り組みとなり、昨年度から取り組んでいる海外校との共同課題研究の取り組みを更に推進していく予定です。

 

 612日(日)に東京工業大学附属科学技術高等学校を会場にお借りし、今年度第1回の共同課題研究の研修会を開催しました。

本校を含む8校の連携校から参加した生徒たちは、午前中に自然科学研究機構の小泉周先生から特別講義を受けました。講義の前半では、先生の研究を紹介して頂き、青色の光が脳には特別の光である等、興味深いお話に生徒たちからも多くの質問が出されました。後半には国際協働のポイントについて、これまでの小泉先生自身の経験を振り返りながら生徒たちにメッセージを頂きました。

午後からは、本事業全体についての説明を聞いた後、共同課題研究テーマについての講義を受けました。研究テーマを担当してくださった各校の先生方から熱のこもった説明が行われました。今年度は、中国の北航実験学校と共同研究をするグループ、台湾の高雄高級中学、高雄女子高級中学と共同研究をするグループに分かれて実施します。

研修の後半は、英語でのワークショップです。「北京研修でコミュニケーションを深めるために何を持っていくのがいいか」という身近なテーマと、「月で遭難した際に持ち出すアイテムの重要度」をグループで議論する討論課題が出され、グループごとにディスカッションを行い、初めて顔を合わせた生徒たちの交流も深まりました。

この後、海外校との共同研究が有意義に進み、大きな成果を得てくれることを期待しています。

 

[連携校

福島県立福島高等学校
 早稲田大学本庄高等学院
 筑波大学附属駒場高等学校
 東海大学付属髙輪台高等学校
 東京工業大学附属科学技術高等学校
 静岡北高等学校
 大阪府立千里高等学校