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SGH 高3,2年GLコース対象「ECCE HOMO(この人を見よ)5」 “OB・OGによるRSGFへの想い”を実施しました

2016.09.16

Super Global High School (SGH)
GLコース課題研究特別プログラム報告

SGH 高3,2年GLコース対象「ECCE HOMO(この人を見よ)5」
“OB・OGによるRSGFへの想い”を実施しました

 9月14日(水)、GL3年・2年対象特別プログラムとして「ECCE HOMO(この人を見よ)5  OB・OGによるRSGFへの想い”」を実施しました。
 社会科学分野の問題群について海外の高校生と約一週間にわたりディスカッションをおこなう本校主催の国際フォーラムであるRSGF(Rits Super Global Forum)。日本国内の高校の中でも稀有な取り組みであるこのRSGF自体が、本校の未来に向けた挑戦であり、教育の可能性の追求でもあります。今年度は過去2年間と異なり、時期を早めて11月に開催することとなり、現在高校3年生を中心としてその準備に余念がありません。そのようななか、今回は2014年度初代実行委員長・藤井なるみさん、2015年度第2代実行委員長・川島涼太郎さん(いずれも立命館大学国際関係学部1回生)に、委員長として取り組んだ経験から考えたことや伝えたいこと、大学生になってから改めて振り返ることで見えてきたこと等をお話していただきました。
 そこでは、全体としての目標と個人の目標を見定めること、また、具体的なスキルとしてディスカッションに関わって海外生徒との議論のズレをどう補正していくべきか、さらに、ディスカッションに臨むにあたってあらゆる立場・視点からの考えを事前に持っておくためのリサーチの重要性など、RSGFについて熱い想いを語っていただきました。
 また、お話はRSGFが一種のイベント主義的に消化されるものではないということも強調していました。RSGF自体の取組みが、そしてそれに向かうために行ってきた日常の授業をはじめとする様々なものが、当時はよく理解できていないものもあったが、今から振り返るとすべて無駄ではなく有益で貴重なものであったということ、大学での学びにおいても高校時代に培ったものがアドバンテージとなっていること等、RSGF後のこともお話いただきました。高校3年生は現在、進路選択の真っ只中にあります。彼(女)らが、苦悩するなかでの今回のお話は、非常にタイムリーなものとなったと同時に、RSGFへと向かう気持ちも高まったようでした。
 今年度のRSGFは11月15日(火)~19日(土)の期間、本校で実施されます。