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立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所 第1回「漢字教育公開研究会」のご案内 ≪11/18(金)申込〆切に変更≫

2016.09.28




本校でも教鞭をとっておられた、古代文字学の泰斗、故白川静先生(立命館大学名誉教授)は最晩年、自らの「文字学」の成果を広く学校教育の現場で活用してほしいと精力的に漢字教育に関する講演を行われました。

白川先生の提唱された漢字教育は「成り立ちとつながりで漢字を学ぶ」ということでした。ともすれば、書いて覚えるだけの機械的で単調な作業に陥りやすい漢字学習に、「漢字のルーツ=成り立ち」と「漢字のつながり」を知って覚える覚え方があることを伝えたいとの思いからでした。白川先生はその学習法を「理想の漢字教育」と呼んで、漢字教育に新しい風が起こることを願っておられました。

先生が亡くなられてすでに10年、白川先生と縁の深い立命館の学校でも、先生から預けられた宿題を十分果たせぬまま時を過ごしてきてしまいましたが、今回、標記の教育研究会を開催する運びとなりました。

今回は、数年来全県あげて「白川文字学をもとにした漢字教育」の実践に力を尽くしてこられた福井県の先生方のお力もお借りして、白川先生が描かれた漢字教育の具体的な実践について、立命館の小学生から高校生までを対象とした授業を公開し、ご批評を仰ごうと考えております。

どうか、初等中等教育の漢字教育に一石を投じるような研究会へと育っていきますよう、皆様のお力添えをいただければ幸いです。


【日  時】2016 年 11 月 19 日(土) 9 時 40 分~15 時 00 分(予定)

【参 加 費】無料

【会  場】立命館中学校・高等学校

【研究テーマ】「漢字教育」の可能性を探る~白川文字学をもとにした漢字学習法の試み~


詳しくは、こちらをご参照ください。⇒ ご案内


お申し込みは、こちらの「申込用紙」をご利用いただくか、以下のURLよりお申し込みください。
※ 11/18(金)申込〆切に変更となりました。

    ⇒ https://ws.formzu.net/fgen/S29811093/