ニュース

SGH APU高大連携授業・交流会が実施されました

2016.12.05

Super Global High School (SGH)
SGH取組報告

SGH APU高大連携授業・交流会が実施されました

11月28日(月)~29日(火)の2日間、本校SGHの高大連携事業の一環として立命館アジア太平洋大学(APU)に留学中の国際学生が来校され、授業や課外での交流を実施しました。フィジー、ボツワナ、ベトナム、インドネシア、インド、ネパール、スリランカ出身の留学生と本校卒業生のAPU学生を加えた計11名が、高校GJクラス、GLコースの授業や中学生の授業に入り、交流を深めました。
本校では、”International November”と銘打ち、11月は本校の国際月間として科学の祭典であるJSSF、そして社会科学系のフォーラムであるRSGFを連続開催。また、中学3年生は全員がオーストラリア・アデレード(AA)研修を実施しており、11月月末にこのAPUとの企画があり、まさに国際色溢れる期間となっています。
高校GJクラスの授業では、直前にあったRSGFで使用したポスターを使用し、“ミニRSGF”と題して、ポスターセッションを実施したり、その後にPlenary sessionとしてディスカッションの時間を持ち、貧困問題と災害問題について話し合いました。さらに、APU学生へのインタビューを行ったりと、積極的に英語でインターラクトする姿がここかしこで見受けられました。RSGFを経た生徒たちは学習に対する意欲が高く、今回の連携授業がいわば「事後学習」となり、教育効果の非常に高いものとなっていたようです。また、中学総合コースの授業では、年度末にあるプレゼンテーション大会の今年度のテーマが”World Tour”のため、留学生から母国のプレゼンテーション・在校生からの質問を通し海外の国についての知識、異文化交流を深めました。中学ADコースでは、授業での既習文法を使用してのアクティビティを留学生と行い実践的に英語を使用することができました。
さらに、交流会についても、中学生と留学生が質問をしあったり歌や踊りを披露しあったりして、留学生が交流で入っていないクラスの生徒たちとも交流ができる貴重な時間となりました。留学生たちは一様に「どの授業も楽しかったし、何より(生徒の)英語力がとても高いことが驚きだった」と述べ、2日間だけで終わってしまうのがもったいないと思っていただいたようでした。
本企画終了後の12月2日(金)には、是永駿APU学長が来校されGJクラスの授業を見学していただき、本校の国際教育の可能性について感じていただくこともできました。
 本企画は3回目となりましたが、附属校の強みを活かしたAPUとの連携を今後も推進していきたいと思っています。

以下に留学生の方々の感想の一部を紹介します。
“The students are very bright and I can tell that they have been taught well. I believe the resources at Ritsumeikan have also helped the students to excel in their academic work.”
“It was very touching to see students try to find solutions to the problems that exit in my country. It was great seeing the many ideas that the students had.” ”I was inspired by the fact that they think about problems in developing countries and their solutions.”