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SGH 「東北研修事前学習」東北の現状についての学習会を実施

2016.12.21

Super Global High School (SGH)
SGH
取組報告

SGH 東北の現状についての学習会を実施しました

 

1219日(月)放課後、SGH東北復興防災研修に参加する選抜生徒13名が集い、この日までにリサーチしてきたことの発表会を行い、意見の共有をしました。

今年度で3度目となるSGHの本研修ですが、今回は時期を3月から12月に変更し1221日から24日までの行程で実施します。事前学習会については、今年度はこれまで東北支援に継続的に携わってきた本校教員がコーディネータとして関わり、計6回の事前学習を実施しました。

21日からの研修では、石巻での震災体験や仮設住宅での暮らしについてのお話を聴いたり、女川地域では自らが考案したプランのもとフィールドワークを行い、大川小学校への訪問やワークショップの実施や、女川商業エリアへの訪問等多くの取り組みをします。また、各NPO法人様にもお世話になる予定です。生徒たちはこの日、現地の方への訪問インタービュー時の心得や、イノベーティブな復興支援について、また今後予想されると言われている南海トラフ地震について等各自リサーチしてきた内容をプリント化しプレゼンテーションをしました。さらに、翌1220日には、本校主催で継続的に実施している東北復興支援企画「Warm Heart」が企画され、それにも参加しました。

 東日本大震災から5年以上が経過し、震災前の日常が戻りつつあると感じられる生徒たちにとって、現在も非日常である、あるいは日常の中に潜む非日常の震災体験やその風評被害に苦しみ、復興半ばである現地東北はどのように映るのでしょうか。ぜひ多くの学びを本研修でしてほしいと願っています。