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SSH 第8回科学教育の国際化を考えるシンポジウムを開催

2017.02.24


8回科学教育の国際化を考えるシンポジウム開催

~ 国際共同課題研究の目指すものとそれを支える英語力 ~

 

立命館高等学校では、「第8回科学教育の国際化を考えるシンポジウム」を開催し、50名を超える教育関係者の方々にご参加頂きました。

シンポジウムでは、本校のSSH科学技術人材育成重点枠事業の取り組みの一貫として実践してまいりました国際共同課題研究の成果とその取り組みを支える英語力をテーマとして、公開授業、基調講演、パネルディスカッション等により、参加者の方々とこれからの科学教育の更なる国際化について検討、共有することができました。

 午前中には、国際共同課題研究を支える英語力・数学力を培う様子を見て頂く事を目的として、本校SSGクラス2年生の数学・英語の授業を公開し、参加者の方々にご見学頂きました。

 午後からは立命館大学理工学部環境システム工学科教授の中島淳先生に、大学での国際プログラム等について、これまでの取り組みや今後の展開をご紹介頂きました。その後、本校の重点枠事業における連携校から、早稲田大学本庄高等学院の半田亨先生、福島県立福島高等学校の細谷弘樹先生、京都のグローバル企業であるローム株式会社の木村啓明氏をお招きし、基調講演をいただいた中島淳先生にも加わっていただいて、「国際共同課題研究のめざすもの」というタイトルでパネルディスカッションを行いました。高校現場・大学・企業からそれぞれの立場で、高校生の国際共同課題研究についての実績や課題、将来像について議論を交わすことができました。取り組みの最後には本校の国際共同課題研究を支える英語授業について実践報告をさせて頂きました。

 参加された先生方からも色々と熱のこもったご提案・ご質問等を頂き、たいへん充実したシンポジウムとすることができました。

 立命館高等学校では、今後とも国際科学教育の充実と普及に向けて取り組みを推進して参りたいと思います。皆さまのご指導、ご支援をお願いいたします。