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SGH 公文国際学園高等学校MUNK International模擬国連会議に参加

2017.03.21

Super Global High School (SGH)
SGH校の取組み(模擬国連)参加報告

SGH 公文国際学園高等学校MUNK International模擬国連会議 参加

  

319日(日)、公文国際学園高等学校MUNK International模擬国連会議に、2GLコース生の于愛佳さんと西村龍羽君の2名が参加しました。

MUNK internationalへは本校としては初参加でしたが、議場での議論や交渉等、すべてを英語で行うものであり、彼らにとってはチャレンジングであったものの、以前の全国高校模擬国連大会出場や練習会等の経験を活かし、存分にその力を発揮しました。

今回の議題である「Nuclear Weapons(核兵器)」に関して、Draft Resolution作成の段階から、核兵器の禁止,拡散防止,核実験,安全保障、核保有国との利害関係、核による抑止力等、多角的な視点から問題を捉え、自国の利益の為やグローバルな視点での問題解決の為に、様々に考えを巡らせ、発信することができました。

また、数ある模擬国連大会の中で、様々な議事進行形式があり、これまでとは違った進行形式を経験できたことも本校生徒にとっては大変有意義であったと言えます。徐々に模擬国連大会や練習会への参加の機会を拡大しつつある本校においては、これらの新たな経験が近い将来において一層の海外での模擬国連大会参加とそこでの活躍を期待させるものとなりました。今後も、世界の諸問題に目を向け、世界の中の一員として問題解決に貢献しようとする人材の育成に力を注ぎたいと思います。


以下は、参加生徒の感想です。

 今回の模擬国連では、私にとって初めての方式を採用しており、また会議の全てを英語で行うことや1人大使で参加することも初めての経験で、学ぶことがとてもたくさんありました。MUNKへ向けて様々なリサーチをし、長い期間にわたり準備を行ってきましたが、結果としては思うように進めることができませんでした。会議の最初でスピーチを行うことや、作戦どおりの国と交渉してグループを作ることはできましたが、その後の交渉で自分の国の主張をResolutionに盛り込むことができなかったことが非常に残念です。これは他の大使と良い関係を築けなかっことが原因だと思います。他のグループの状況把握と交渉を中心に行っていたため、自国の主張をより明確にすることや、グループの仲間とより深くディスカッションを交わせていなかったと反省しています。会議全体としては、議論が活発で、発言に対する質問が飛び交うセッションであったことが印象的でした。この経験を、6月にある関西模擬国連や、RSGFなどその他の活動にも活かし、より成長していけるように、引き続き励みたいと思います。公文国際学園の生徒さん、先生方、そして私たちがMUNKに参加することに協力してくださった全ての方々に感謝したいと思います。」

 今回は全体的に不完全燃焼で終えたMUNK大会でした。準備の段階では、参加を決めてから本番までが長かったこともあってなかなかスイッチが入らなかったり、行事を挟んだりして進行状況はいつもより遅かったです。それでも徐々に自国政策を深められていましたが、参加者のスタンスをまとめたDRが前日に手に入ったこともあり、決して満足のいく準備ではなかったかもしれません。本番では、これまで参加してきたものとスタイルが全然違っていたため、戸惑ってしまい、議論に遅れを取ってしまいました。オープンディベートでは、前で話すという一つの目標は達成しましたが、提案したアメンドが反対多数で否決されたこともあり、自分の英語力やプレゼン力、説得力の無さが露わになりました。今回の参加では自分の課題が浮き彫りになったと思います。4月からは最高学年です。最後に先生からみて、友達からみて、そして自分でも成長したなと感じられるよう、日々精進していきます。まずは6月の関西模擬国連。結果を残します。」