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SGH 堀江代表校長による特別講演会を実施

2017.04.27

Super Global High School (SGH)
ECCE HOMO① 特別講演会

 

SGH  ECCE HOMO(この人を見よ)①」

堀江未来本校代表校長によるGL特別講演会を実施しました

 

424日(月)4限、GLコース2,3年生対象に、本校の代表校長である堀江未来(みき)先生によるGL特別講演を実施しました。 

今年度から赴任された堀江先生ですが、現在も立命館大学国際教育推進機構教授として大学生・院生に教鞭をとられています。一貫して国際畑を歩んで来られた先生の代表校長就任は本校にとって大きな社会的メッセージとなり、特に国際系コースであるGL生にとっては、今後の彼らの諸活動を強力に推進する力となることでしょう。今回は「グローバル・リーダーとは? ~文化的多様性の中で光る個性を磨く~」と題して、社会や文化の複雑さや海外に出るとはどういうことかについて、先生のパーソナル・ヒストリーをふんだんに交えながらお話されました。また、国際教育で目指していることとしてエスノセントリズム(自文化中心主義)を乗り越えることを提唱されました。将来社会に貢献できるグローバル・リーダーとして成長するためには、成長する意思をもって行動し試行錯誤を恐れないこと、コンフォートゾーン(自分にとって快適な場所や空間)から出る機会をつくること、自分の強みをみとめ、伸ばし、その力で人を助けること、などを生徒たちにお話いただきました。その後、生徒たちとの質疑応答も多くとっていただき、それらを通して等身大の国際交流とは何かを学ぶことができました。

現状の自分を変え社会に貢献しようとする意思を持つためには、「自分の心が赴く方向に気づくこと」、そして、最近では自分事化というワードで表現されることの多い「当事者性を持つこと」。本校のSGH活動で大切しているこれらのことを理解することのできた講演会となりました。


 

以下、生徒の感想文です(一部抜粋)
「将来のやりたいことや進路などについて迷っている時期であったため、先生のお話を聴くことができて少しずつ自分の中で隠れていたものが見えてきたような気がしました」
「多くのことを考えました。一つは、違いを認めるということが大切だということ。もう一つは、コンフォートゾーンから出るということ」
「今回の講演で、異文化交流が与える人間への影響に興味が湧きました。もっと知りたいなと思いました」
「今回の講演はGLコースで過ごす私たちにこそ必要なものだったと思いました」
「今回話を聴いて思ったのは、この話を聴くべき人がもっと沢山いるということです。そしてそれを伝えるのが私の役目であると感じました」