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SGH 第1回全国高校教育模擬国連大会に参加

2017.08.22

Super Global High School (SGH)
SGH
模擬国連大会参加報告

                                         

SGH 第1回全国高校教育模擬国連大会に参加しました

 

86()87()2日間にわたり、第1回全国教育模擬国連大会(主催 公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター・全国中高教育模擬国連研究会)が開催され、本校のGLコース・GJクラスの生徒10名が参加しました。

この大会は模擬国連の意義をもっと多くの高校生に知ってもらうため、また、初心者も参加できるように、高校生の高校生による高校生のための大会というスローガンを掲げて開催されました。栄えある第1回大会には全国から約500名の高校生が参加しました。

1日目は開会式、会議細則の確認の後、3会場に分かれて会議が行われました。議題は「核軍縮」。参加した生徒10名は2名ずつのペアで5か国を担当し、それぞれの国の国益にかなうよう、テーマに沿った内容で交渉を行いました。1日目の最後に決議案(DR)を採択して終了しました。

2日目は1日目に引き続き、会議を再開したあと、修正案提出、投票による採択を行いました。全ての会議は日本語で行うため、より内容を重視したものとなっていました。

参加した生徒は、事前に割り振られた国毎にしっかりと準備をして臨み、積極的に会議に参加していました。特に、初めて模擬国連を体験した1年生にとっては、とても貴重な体験になったことでしょう。

 

以下、生徒の感想文です(一部抜粋)

「今回、初めて模擬国連で不安がありましたが、初心者向けで英語と日本語の補助で進み、仕組みや流れを理解するのにもとても良い機会でした。そのおかげで私たちは明確に自国の状況を把握し、会議に参加することができました。積極的な話し合いもでき満足しています。周りの経験者や他校の生徒の方々に手助けしてもらいながらでしたが、大使として国益のための意見を少しでも反映できてうれしかったです」

「議題である核軍縮について多くの国の大使と話し合い、どこの国がこう考えているとか、この国とは考え方が似ているとかといったことをまとめられたことがうれしかったです。しかし、自分のしたい質問を組み立てている間に他国の大使に言われてしまったことが何度かあり、悔しかったです。今後の目標は、自分の考えを明確に表すこと、情報だけを並べるのではなくその情報に対する具体的な内容や補足を加えること、即座に自分の言いたいことや疑問に思うところ・質問などを組み立てること、を積極的に改善していこうと思いました」

「様々な国が互いに求めている国益を聴き合い、時にぶつかり妥協しあいながらなんとか草案を完成することができた時には模擬国連の良さを実感しました。そしてすべてのグループが自分達の草案の優位性について話し合ったり、不明瞭な点について追及し合う場面では本物の国際政治の場を見ているようでした」