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SGH 第27回関西高校模擬国連大会に出場

2017.08.23

Super Global High School (SGH)
2・高3GLコース・高1GJクラス 模擬国連参加報告

 

SGH 高校3年GLコース 第27回関西高校模擬国連大会に出場しました

 

620日~22日の3日間、京都国際会館にて第27回関西高校模擬国連大会が開催され、本校3年生GLコースの生徒全員が出場しました。昨年度の見学に続き、今年度は高3GLコースのクラス全員でのdelegatesとしての参加でした。また、高校2年生GLコース生徒全員および高校1年生GJクラスの16名の生徒は、pageおよびobserversとして見学参加しました。

今大会の議題は「Reducing inequality through Sustainable Development(持続可能な開発を通じて不平等を減らす)」で、Quality EducationDecent Work and Economic Growth, Sustainable Cities and Communitiesをトピックに議論しました。

英語ディスカッション授業を通して数ヶ月間、SDGsや世界の教育問題、労働問題、持続可能な社会についての様々な文献を読み込み、その問題の背景や原因などについて学んだ上で、如何にその問題を解決すべきか各国の立場で考え、準備しました。生徒達はこれまでに身につけたプレゼンテーションスキルや、他の模擬国連、ディベート大会出場の経験を活かし、英語を用いて意見交換、交渉などを積極的に行い、解決策を考えることができました。今回の模擬国連参加により、これまで培ってきた英語力を存分に試す場となっただけでなく、現代の世界における諸問題に目を向け、一層「世界で今現在起こっている問題は何か、そしてそれは如何に解決され得るのか、また自分達が考えなければならないことは何か」を考える契機となり、大変有意義な取り組みとなりました。

 

以下、生徒の振り返り感想文(一部抜粋)です。 

KHSMUNに参加して、行く前は不安なことやわからないことがいっぱいあったけれど、やっていくうちにわかるようになったのが嬉しかった。修正案は出せると思ったけど、出せなかったので残念だった。でも、質問は何回もできたし、したかったことは満足にできたので良かった。今回のMUNを通して、やはり英語の必要性を強く感じた。また、世界についてこんなに考えることは今までなかったけど、草案、修正案を通して国連ではこんなにも考えて世界の問題について取り組んでいるのだと思うと、未だなくならない男女不平等や戦争、紛争の問題の大きさを感じた。Education Decent Work Sustainable Cities and Communitiesの問題を少しずつなくせていけたらSDGsの目標も達成できると思うので、国連や政府だけに任せない、自ら動いていく姿勢も大事だと思う。MUNに参加して、一人一人の責任は国連にいようがいまいが同じで、大きいものだと思った。」 

MUNは議題のGlobal issueについて深く考える良い機会でもあり、リーダー性と協調性を養う機会、そして様々な視点から物事を考える機会だと思います。今のところ最後のMUNでしたが、MUNは私たちにとって高校生活を深く充実させてくれたものでした。今回はハイスピードで最後まで突き進めて、最高に充実し、楽しい会議でした。」

「今回の模擬国連は高3ということもあり、去年見学で見たディスカッションのレベルの高さを自分達が実現する必要があるというプレッシャーの中やらなければならなかったので、戸惑いもありました。授業中で説明があったMUNの進行も、現場に行けばどんどん体系化されて自分から積極的にやっていこうと思うようになりました。ただ、自分たちの国の情報がインターネット上にごく僅かしかなく、非常に提案する内容に苦労しました。ただ自分達の国の情報だけを集めることに集中してしまったことは少し心残りです。RSGFではいろんな国の情報は多く調べておく必要があると感じました。しかし、今回のMUNでは自分は一回り成長できたと思いました。自分の意見を発言する際、自分の言うことをすぐに英語にして発表することをとても苦手としていましたがcaucusingで拾った発言に使えそうな単語などをメモにしておいたことによって、より多く発言することもできました。何よりEmergency sessionで、6回Chairにプラカードを挙げて4回当たるという自分達の発言権が高確率に回ってきたことが、とても嬉しかったです。現在、自分はRSGF実行委員会に所属していますが、このMUNで得た経験は大いに役立つと考えています。自分の中ではどのようにディスカッションを進行すべきか、どのように提案をするかなどはあまり定義化できていなかったのですが、この模擬国連を通して少し体系化できたように思います。そして、今回出会った他校の生徒は、自分達にはないいろいろなインスピレーションを持っていたり、高い英語力を持っていたりと、これからの自分の英語力にも影響を与えるものが多くあり、これからの学習に役立てたいと考えています。ただ、これで満足することなく、これからもいろいろと知識を吸収していきたいと思います。」

It was really a good experience for me to participate in KHSUN.  From making a draft resolution to discussion it and deciding a final resolution, there were so many things I need to think about.  And when I think about something, I need to move and act in a moment, otherwise I would lose time to discuss it.  I have never felt that way about discussions before.  What we discussed was really important for the world, so we needed to care about language ore and make sure what we were saying was completely understandable and clear for others.  I made two amendments through this Model United Nations. Those two amendments were passed not only because of my effort but also because of other people who supported me in that discussion.  As to the first one, I asked the Russian delegate about what he meant in his draft resolution, and gave him my opinion about it.  He agreed with it and offered to support me.  It was really a good memory in the MUN. There are so much more to say about MUN, but what I want to say is that this was a great event and it will affect my way to live in the near future.