2017.10.11

Super Science High School (SSH)
海外サイエンスフェア参加報告

SSH　Canada Manitoba Bio-innovation Weekに参加

9月23日（土）から9月30日（土）、毎年カナダのマニトバ州ウィニペグで開催されているBio-innovation Weekに、今回は高校3年生（SSGクラス）2人と高校1年生（GJクラス）1人が参加しました。

1日目は、本校と教学交流提携をしているFRC（Fort Richmond Collegiate）でバディと共に授業に出席しました。2日目からは、ウィニペグにある他の4校、および、イギリス、オーストラリア、韓国の高校生たちとともに、3日間のBio-innovation weekプログラムに参加しました。8人1班で活動しました。もちろん、班には同じ国の人はいません。そんな中で、生徒達は積極的にコミュニケーションをとっていました。

プログラム1日目はABIC（Agriculture Bioscience International Conference） という学会において、食の安全や、水質の改善・維持、他国とカナダとの農業問題での提携のトピックについての講演を聞きました。プログラム2日目は、Kerburn Farmという、農業について学べる施設に行き、土壌の構成、土壌の栄養状態、水質の測定、農場経営についての講義を受け、実際に測定を行いました。プログラム3日目は土壌中の分解者の話、植物の根の構造についての講義を受けました。午後、これまでの講義や測定から、どのような農場の運営計画を立てるべきか、というテーマについて各班、2時間でプレゼンテーションの準備をしました。160 acreの土地があり、窒素が豊富な場所、欠乏している場所などの条件下で、どのような作物を育てたり、家畜を放したりしたらよいかという内容です。各班10分の発表を行いました。本校生徒も発表の一部を担当していました。本プログラムを通して、私たちが毎日食べている作物の育成について、農業の重要性について学ぶことができました。