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SGH 2017年度スーパーグローバルハイスクール全国高校生フォーラム「審査委員長賞」を受賞

2017.11.28

Super Global High School (SGH)
SGH取組報告

SGH  2017年度スーパーグローバルハイスクール全国高校生フォーラム
審査委員長賞を受賞しました

11月25日(土)パシフィコ横浜で開催された、2017年度スーパーグローバルハイスクール(SGH)全国高校生フォーラムに本校生代表としてGLコース3年生宮脇悠輔さんが参加し、ポスタープレゼンテーションを行いました。
2014年度からはじまったSGH事業において、今回初めて全国123校の指定校および56校のアソシエイト校から代表生徒が一堂に会し課題研究の成果をポスターセッションというかたちで発表するもので、そのうち、優秀な研究発表を行った学校4校が選ばれ、最終的に4校のうちから文部科学大臣表彰と審査委員長賞が選ばれました。
本校の取り組みは、優秀4校のうちの1校に選ばれ、約1000名を前にして再度プレゼンテーションを行いました。惜しくも全国1位となる文部科学大臣表彰は逃しましたが、2位である審査委員長を受賞することができました。4分間のポスター発表もさることながら、その後の4分間の質疑応答で、テーマに関する深い理解と相手に伝えようとするその意欲的な姿勢が非常に印象的でした。
2014年度から本校が主催して今年度で4回目となったRits Super Global Forum(RSGF)では、グローバルな社会課題をテーマに多くの海外生徒とディスカッションを繰り返し、企業やNPOなど外部機関とも積極的に連携してきました。今回の受賞は、本校のこれまでの4年間のRSGFをはじめとする様々な取り組みが結実したものであると考えています。
これまで多くの方々にサポートしていただきました。誠にありがとうございました。本校では今回を糧に、SGH指定校やアソシエイト校をはじめ全国の諸機関とさらに手を携え、教育の未来の可能性を信じて邁進していきたいと思っています。



課題研究テーマ:
What We Can Do to Offer Basic Education to All Children Around the World
~What Is Needed to Provide Education to Victims of Child Labor~
 以下、生徒の感想文です(一部抜粋)
「今回、私のポスターセッションでの発表の内容は、RSGFで得たものをまとめ、児童労働問題の解決へつなげるソリューションやアクションプランを重点的に作りました。特に、私たちが生徒として実際に起こせる行動や、そのプロセスや、他校や企業などの立命館以外の機関とも関係を持てることをアピールしました。私にとって、今回のポスターセッションは、高校生活の集大成の1つであり、一年生の時から考えてきた貧困問題から3年間を通して全て繋がっていたものをまとめることができました。残念ながら、文部科学大臣賞には届きませんでしたが、審査委員長賞を受賞することができ、最後に大きな実績を残すことができてよかったです。ここまで至るに当たって、先生方、学校の友達、海外の生徒、家族など本当に沢山の人々が関わってきました。今回の賞はこの皆さんで獲得したものでもあると思います。この全ての人たちに感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございました」