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SSH さくらサイエンスハイスクールプログラム ノーベル賞受賞の益川先生の講演会を実施

2018.07.20

Super Science High School (SSH)
さくらサイエンスハイスクールプログラム報告


SSH さくらサイエンス ハイスクールプログラム実施
本校生徒はサポーターとしても参加


 7月15日、16日の2日間、本校7名の生徒たちがサポーターとなり、「日本・アジア青少年サイエンス交流事業」における「さくらサイエンスハイスクールプログラム」の受け入れを行いました。この事業は産学官の緊密な連携により、優秀なアジアの青少年が日本を短期に訪問し、未来を担うアジアと日本の青少年が科学技術の分野で交流を深めることを目指しているものです。今回、中国、シンガポール、ブルネイより91名の高校生が1週間来日し、期間前半で立命館大学へ訪問いただきました。その週末に立命館附属3校より選抜されたサポーターの高校生が海外生と交流し共に科学を学びながら日本文化の紹介にも努めました。
 まず7月15日の夕方に第一弾が立命館大学びわこ・くさつキャンパスに到着し、夕食を共にしたのち準備していたアイスブレーキングゲームで交流を深めました。夜に到着した第二弾、第三弾も迎え入れ、宿舎の案内などを行いました。
 翌16日はオリエンテーションの後に本校へ移動し、ノーベル物理学賞受賞者の益川敏英先生のご講演を聞かせていただきました。「理系人材を目指す世界の若者へのメッセージ」と題された今回の講演会は本校の堀江未来代表校長との対談形式で行われ、益川先生の幼少期の思い出からノーベル賞受賞に至る研究まで、さまざまなエピソードを聞かせていただくことができました。
 講演会終了後、ランチパーティーを行い、その後、サポーターが準備した交流企画を行いました。午後には小グループに分かれて伏見稲荷大社で観光案内を行いました。サポーターの生徒たちはこの日のために事前ミーティングで伏見稲荷大社について学んでおり、千本鳥居や重軽石などについてスムーズに説明をしたり案内したりすることができました。
 1日半という短い時間ではありましたが、みな責任感とホスピタリティをもって海外からのお客様をお迎えすることができ、また主体的に観光案内などを行うことでリーダーシップを養うこともできたことと思います。海外生からもたくさんの感謝の言葉をいただき、お互いにサイエンスを通じた有意義な国際交流の時間となりました。