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SSH International Students Science Fair 2018で、Most Ambitious Research Awardを受賞

2018.07.30

Super Science High School (SSH)
海外サイエンスフェアISSF 2018報告

SSH International Students Science Fair 2018で、
Most Ambitious Research Awardを受賞!

 今回のISSFは、2018年6月27日から7月1日にかけて、アメリカのシカゴ近郊にあるIMSA(Illinois Mathematics and Science Academy)が主催校となって開催されました。立命館高校からは、SSGクラスの岸晴香さん(高3)、橋本梓さん(高3)、土坂優さん(高2)の3名が参加し、研究発表やシンポジウム、科学ワークショップ、企業訪問、文化交流など、5日間にわたるプログラムを通じて、世界20カ国以上の生徒たちとともに、充実した学びの時間を過ごしました。

 岸さんと橋本さんは、昨年から共同で取り組んできた研究 “Developing a Picket to Reduce Damage from Liquefaction”の成果について、ポスターと口頭の両方で発表しました。その結果、非常に意欲的な取り組みであるという評価をいただき、最終日にはMost Ambitious Research Awardを受賞することができました。授業外の時間も含め、二人で粘り強く取り組んだ研究の成果がこのような形で評価されたことは、学校としても大変喜ばしいことです。3人とも、これまで頑張ってきたことが形となり、自分の成長につながったことを喜ぶとともに、これからまた次の段階をめざして努力を続けたいとの気持ちをもっています。

 すべての生徒たちがそれぞれの出身国文化にかかわる出し物を披露する文化発表会では、立命館高校の3名は勢いのあるソーラン節を披露し、曲の後半では他の参加者たちも壇上に上がってとても楽しいステージとなりました。

 ISSFは、Australian Science and Mathematics School(オーストラリア)、Mahidol Wittayanusorn School(タイ)、Korean Science Academy (韓国)といった世界の理系重点校と立命館高校が中心となって、2005年に第1回が開催され、その後各国の参加校・参加者を増やしながら、毎年開催されています。第4回は立命館高校が主管となって開催されました。本校で毎年開催するJSSFと同様、世界中の理系生徒が日ごろの研究成果を披露しあうとともに、文化交流を通じて国を超えた友情をはぐくみ、将来に向けて切磋琢磨する場所となっています。

ISSF Official Website: https://issf2018.com/