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SGH Rits Super Global Forum (RSGF) 2018 開幕

2018.11.14


Super Global High School (SGH)
RSGF2018
 開幕

 

SGH  Rits Super Global Forum (RSGF) 2018 開幕しました

~実施報告①~


1113日(火)~17日(土)にかけて本校で開催されるRits Super Global ForumRSGF2018が、ついに開幕しました。RSGF2017が終わってから1年間かけて創りあげてきた、GLコース生の集大成の取り組みです。

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開幕を明日に控えた前日、生徒たちは最後の準備をおこないました。入念に検討してきたものが予定通りに進むことも、また突然のハプニングで慌てふためくこともあり、喜怒哀楽が入り交じったものとなりながら、それでも与えられた状況を最大限に活かす努力を最後まで続けました。学校中をRSGFにして、GLコースだけの取り組みにはしたくない、全校生徒を少しでも巻き込みたいという想いがそうさせたのです。生徒実行委員会はこの1年、数え切れないほどの全体会議や部署ミーティングを重ねてここまでやってきたのです。

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今年度はRSGFが始まって5年目となる節目の年です。過去最大規模の世界10か国・地域から13校の生徒約70名と、立命館学園の連携として附属校から国内校2校計7名、および本校23年生GLコース・1年生GJ選抜メンバーからなる約80名、立命館大学へ留学中の大学生(院生)などからなるTA20名、そしてポスターセッションをはじめとして一部企画に共同参加するGJクラス約100名を中心に、総勢約300名(11か国・地域計14校)という、昨年度を上回る過去最大規模での実施となりました。ディスカッションをメインに据え、これだけの長期間ひとつの高校が主催する高校生の国際フォーラムは国内で最大規模ではないかと思われます。


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初日の11/13(火)DAY 1は、本校吹奏楽部の力強い演奏とダンス部の華麗な舞いとともにオープニング・セレモニーが始まった。市川正人立命館大学副総長、堀江未来本校校長ともにこの場がいかにすばらしいものであるか、今回多くの参加者が母国語でない言語でディスカッションをするということの勇気と、互いの信頼関係を構築するのがRSGFであるということなどを話された。中小路健吾長岡京市長からは、好奇心を持つことがすべての道に通じるということを語られ、一様に生徒たちをエンカレッジしていただいた。その後、生徒実行委員長・山内瑠華さんからオープニング・スピーチがあった。彼女のスピーチは、感情豊かで自分の言葉で聴衆にひとつひとつ語りかけるようだった。RSGF5回目を迎えられたこと、あらゆるものを「コネクトする・していく場」であること、そして今年度のテーマであるフード・セキュリティに至った理由と伝えたいこと。彼女の情感のこもったスピーチは、オープニングにふさわしいものだった。

初日の学校紹介プレゼンテーション①が終了した後、ポスター・プレゼンテーション①を行った。今年度は、ギャラリー・ウークという手法を取り入れ、発表前にまずはポスター全体をじっくり見て歩き、特にこの後のディスカッション・グループメンバーのそれを丁寧に観察し、その後の質疑応答に活かすというものであった。GJクラスの1年生も英語プレゼンテーションの授業等を使い、ポスターを作成しプレゼンテーションをしたり、見学したり。

それから、ランチパーティでお互いのことを知り、ディスカッションへ。昨年度同様ディスカッション・リーダーは本校3年生。ディスカッションを主導する役割である。この日の議論は、この日まで考えてきたことを披露する場。そして、顔をつきあわせながら議論する初めての場。緊張が走る。「コネクトされた」というにはほど遠い。まだぎこちない。始まったばかりではあるが、しかし終わりは見えている‥。

1日の終わりはアイスブレイク企画を実施し、さらにシリアスな雰囲気から一転、交流を深め合うことができた。

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 RSGF20185年目のテーマは、What Can We Do to Realize a Sustainable World? --Approaches to solving problems related to food security--。そして5つのアプローチ・ステークホルダーとして” Producers” “Consumers” “Companies” “Governments” “NGOs / NPOs / Volunteers”。これら5つの立場から考えたものを最終的に統合するかたちで、高校生にできることは何かについてアクション・プランを創り出す。そして、それらのベースにSDGs(持続可能な開発目標)を置いた。その理解の促進と人々の気づきの喚起のため、RSGF開始前から高校生のアクションとしてキャンパスSDGs at NKC”全校で展開している。

壮大なテーマと日常の私たち。この二つを「コネクトすること」が果たして生徒たちにできるのだろうか。

生徒たちの長くて短い5日間。そして、立命館高校RSGFの長くも短くもあった5年間。いよいよ今年の挑戦が始まった‥。

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本校HPにあるRSGF2018のホームページでは、NewsletterやオープニングPVなどの映像等が随時更新されています。これも、生徒たちの手で作成されたものです。ぜひ、ご覧いただければと存じます。

   http://www.fkc.ritsumei.ac.jp/fkc/rsgf2018/index.html

 

参加校一覧

Amity International School (India), Budhanilkantha School (Nepal), Camborne Science & International Academy (UK), Chitralada School(Thailand), Fort Richmond Collegiate (Canada), G.T.(Ellen Yeung) College(Hong Kong), Institut de Genech (France), Kaohsiung Municipal Kaohsiung Senior High School (Taiwan), Kaohsiung Municipal Kaohsiung Girls’ Senior High School (Taiwan), Philippine Science High School System (The Philippines), Raffles Institution (Singapore), Oita Prefectural Ritsumeikan Uji Junior and Senior High School (Japan), Ritsumeikan Moriyama Junior and Senior High School (Japan), Ritsumeikan High School (Japan)

 

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