ニュース

SGH Rits Super Global Forum (RSGF) 2018 実施報告⑤

2018.11.27


Super Global High School (SGH)
RSGF2018
報告⑤  

 

SGH  Rits Super Global Forum (RSGF) 2018 実施報告 ⑤

 

1113日(火)~17日(土)にかけて本校で開催されているRits Super Global ForumRSGF2018。最終日(DAY 5 )の午前はFinal Presentation Plenary Sessionがありました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今年度のもうひとつの野心。それは、4年間続けてきたPanel Discussionを廃し Final Presentationを活性化させることであった。一方方向の発表になることを避けるためQ&Aの時間をたっぷり取ることに加え、専門家をお招きしてプレゼンの審査をしていただくというものであった。審査員には堀江本校代表校長に加え、JICA関西京都府国際センター 長谷川広一様にお越しいただいた。

Plenary Sessionのモデレーターは本校教員2名に加え、本校生2名の計4名。うち1名は2年生だ。これは昨年度に続き2年目の挑戦だ。また、全体議論がクリアになるよう発言内容を同時並行でタイピングしてスクリーンに投映。視覚的にも訴えることを追求した。ねらいは完璧だった。もちろん、昨年度を越えるレベルで。4つの代表プレゼンテーションはすばらしかった。しかし、約200名からなる議論はやはりというか、迷走したようだった。思ったほどQ&Aの応酬の展開にならない。議論の整理が適切に出来きれない。Plenary Sessionではこの場にいるTAや教員も発言を禁じられているわけではないので様々な想いを述べたが、高校生会議という主旨に照らせば抑制的に振る舞わなければならない。しかし、生徒をエンカレッジしたい、何とかサポートしたいという想いは時としてその歯止めを失わせた。さらに困惑するモデレーターと生徒たち。

全体議論はおこなったし、本校生徒も発言していた。しかし、それは自分たちが望むような形では収斂・統合されず、議論の内実もスペシフィックなアクション・プランではなかったように思う。議論としての達成感はあったとは言い難いのかもしれなかった。生徒たちは精一杯取り組んだ。海外生という他者と、そして世界とその課題に「コネクト」しようとした。ここでも皆はやはりMake it a better worldと願っていた。しかし、そのこととこれはまた別の問題だった。

会議は終わった。生徒たちはFarewell Partyの会場へと向かっていった…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

181127SGH_RSGF2018_1 181127SGH_RSGF2018_2

181127SGH_RSGF2018_3 181127SGH_RSGF2018_4

181127SGH_RSGF2018_5 181127SGH_RSGF2018_6

181127SGH_RSGF2018_7 181127SGH_RSGF2018_8