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高校3年生による「課題研究」成果発表会を実施

2018.12.18


Super Science High School (SSH)
Super Global High School (SGH)
課題研究成果発表会

 

SSH SGH

高校3年生による「課題研究」成果発表会を実施

 

 1214()、高校3年生全員(MSコース除く)が取り組む「課題研究」の成果発表会が行われました。

 この課題研究の授業は、「自ら課題を設定」し、「自ら仮説を立」てて、調査研究に取り組み、そのプロセスや成果を発表する取り組みです。大学・社会で役立つ「自主性」や「探求力」を伸ばすことを目指して、高校2年から2年間で取り組んでいます。2年生前半ではデータ収集や分析、発表など課題研究に必要なスキルを学び、2年生の後半からは各自(あるいはグループ)が独自のテーマを設定して、約1年間にわたって研究を行います。この日は高校3年生による計268テーマの研究成果の発表が行われました。

 前半の口頭発表の部では,学年から選ばれた14テーマが2会場に分かれて研究成果のプレゼンテーションを実施しました。発表の中には英語で行われたものも多くみられました。

 後半のポスター発表の部ではコース毎に会場に分かれ、自分たちの研究をまとめたポスター用いて,前半・後半に分かれて計30分ずつ発表を行いました。また、あとに続く高2の生徒も聴衆および一部発表者として参加しました。

 「与えられたものをこなす」だけの生徒ではなく、「自ら課題を発見し、新しい価値を創造できる」人間を育てる学校に。

Beyond Bordersをめざす立命館高校の挑戦はまだまだ続きます。

<口頭発表の部>

第1会場(CEコース、GLコース)文社国際系

① 女子高校生から知る!ファッション雑誌における重要性とは

② 初等教育の重要性

③ なぜスポーツにおける差別はなくならないのか

④ How to Solve Child Labor in Democratic Republic of the Congo: The Relationship between Child Labor and Developed Countries

⑤ 障がい者スポーツ(陸上)の義足の開発技術による記録の変化とそれらがもたらすもの

⑥ 教師の過酷な労働環境 ~部活動顧問から考える~

⑦ Labor Conditions and Environmental Costs of the Fast Fashion Industry第2会場(SSコース)理数系

第2会場(SSコース、SSGコース)理系

① ボウリングでストライク・スペアを安定して出すにはどうすればよいか

② 植物に音楽を聞かせると成長速度は変わるのか

③ 毛細管現象と溶液の濃度と温度の関係性

④ 入浴剤の効果の調査

⑤ 超電導コイルを用いた新型アクチュエータ

⑥ 液状化による被害削減可能な杭開発

⑦ カフェインの植物成長阻害作用ーコーヒー粕の再利用ー


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