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SSH さくらサイエンスプランで、タイMWITと国際共同研究を軸とした科学交流

2018.12.25


Super Science High School (SSH)
さくらサイエンスプラン海外校受入

 

SSH さくらサイエンスプランでタイMWITと国際共同研究を軸とした科学交流

 

 1216日~23日までタイのトップ科学高校であるMahidol Wittayanusorn School(MWIT)をさくらサイエンスプランで招へいし、交流を行いました。

  MWITと立命館高校は2004年から交流を続けています。交流をより深化させるため、お互いの生徒達による共同研究を行いたいと願い、複数年のさくらサイエンスプランを利用して取り組みを行ってきました。今回はその3年目、最終年度の取り組みです。共同研究は順調に動き出し、「イネの塩害」をテーマとして取り組んでいます。日本とタイは米を主食とする共通の文化を持ちつつも、それぞれの国の米の品種は大きく異なります。そのような中で稲作における関心事である「塩害」について共同研究を進めています。日本における先行研究として理化学研究所によるものがあり、今回はそのお話を聴かせていただくことを中心に受け入れプログラムを実施しました。

 

前半は、立命館高校、立命館大学、OMRONコミュニケーションプラザでの科学研修を実施しました。立命館高校では、校長先生からの挨拶に続き、オリエンテーション、立命館生徒によるキャンパスツアーを行い、日本文化も体験してもらいました。立命館大学では、情報理工学部のエリック・クーパー先生による講義とプログラミングの実習授業を本校生徒とMWIT生徒が共同で受けました。情報理工学部には卒業までの4年間を英語だけで学べるコースがあり、そのコースで学ぶタイの学生と立命館高校の卒業生との懇談を実習終了後実施しました。OMRONコミュニケーションプラザでは、OMRONを有名にした自動改札のデモ機、そして、センサーを使った最先端技術にもみな興味津々でした。

 

後半は本校生徒とMWIT生徒が東京で研修を行いました。東京では、理化学研究所、東京大学医科学研究所、お茶の水女子大学を訪れ、今回の共同研究に関わって、植物の研究者から講義を受けることや、施設の見学をさせていただき、大いに有意義な経験を得ることができました。理化学研究所では、佐古香織先生からイネに関わって様々なストレス応答についてのお話を伺い、東京大学医科学研究所では、佐生愛先生からイネを使った経口ワクチンについての講義、お茶の水女子大学では植村知博先生による植物細胞内でのメンブレントラフィックに関する講義と液胞や細胞質を蛍光タンパク質GFPRFPで光らせた遺伝子組み換え植物の根を蛍光顕微鏡で観察する実習を行っていただきました。

 

タイMWITと本校の生徒達双方に大変実り多い3年間の取り組みでした。


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