ニュース

SSH 第10回「科学教育の国際化を考えるシンポジウム」を開催

2019.02.22

Super Science High School (SSH)
SSH
科学教育の国際化を考えるシンポジウム報告

 

10回科学教育の国際化を考えるシンポジウム開催

~ 立命館高校における国際科学教育の成果と課題 ~


立命館高等学校では、「第10回科学教育の国際化を考えるシンポジウム」を開催し、40名を超える教育関係者の方々にご参加頂きました。

シンポジウムでは、本校の17年間のスーパーサイエンススクールとしての取り組みの中心としてきた国際科学教育の成果と課題をテーマとして、課題研究ワークショップ、基調講演、卒業生とのパネルディスカッション等により、参加者の方々とこれからの科学教育の更なる国際化について検討、共有することができました。

 午前中には、「「課題研究」の到達点 ~全校体制での実施とその目指すもの~」として、高校2年生SSコースで行っている実際の課題研究の内容をワークショップ形式で参加者の方に体験していただきました。その後、英語科教員より「「課題研究」を世界へ発信 ~英語科目との連携~」として課題研究科と連携した国際的な取り組みに関してお話しさせていただき、実際に高校3年生2名の英語での課題研究発表を聞いていただきました。

 午後からは立命館大学総長の仲谷善雄先生に基調講演「国際科学教育の目指すもの」としてお話しいただきました。その後、立命館高校SSH研究開発17年間の報告をさせていただきました。取り組みの最後には、これまで本校のSSHから羽ばたいていった卒業生を5名お招きし、高校時代に受けた教育で現在につながっていること、もっとも力になっていること等を聞かせていただきました。

 参加された先生方からも色々と熱のこもったご提案・ご質問等を頂き、たいへん充実したシンポジウムとすることができました。

 立命館高等学校では、今後とも国際科学教育の充実と普及に向けて取り組みを推進して参りたいと思います。皆さまのご指導、ご支援をお願いいたします。


190215SSH_Symposium_1 190215SSH_Symposium_2

190215SSH_Symposium_3 190215SSH_Symposium_4

190215SSH_Symposium_5 190215SSH_Symposium_6