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2014年度中学校卒業式


清和会会員各位

 春の気候がすぐそこまで近づいてきた麗らかな日差しにつつまれた320日(金)、立命館中学校では長岡京キャンパスに移転して初めての卒業式が、245名(男子110名、女子135名)の主役を祝って挙行されました。

 午前10時、中西雄一中学教頭の司会で開式となりました。
吹奏楽部の演奏による校歌斉唱のあと、卒業証書の授与に移り、担任から名前を読み上げられた生徒は、一人ずつ壇上に上がり、成山治彦校長から証書を受け取りました。その姿や表情が大きなスクリーンに映し出され、座席で見守る保護者の方々にも喜びが伝えられました。
 続いて、成山校長から次のようなお祝いと激励の言葉が述べられました(要約)。

「これからの人生で大切なことは、ありのままの自分を大切にして、焦らず落ち込まず自立した大人になるために成長することです。そのためには、夢や目標をあきらめてはいけません。投げ出さず、方法を工夫したり、考え方を変えたりして、粘り強く自分なりの道を探す努力を続けてください。自立していく過程には失敗や挫折はつきものですが、辛抱強く努力を続けていくならば、必ず大きな成長につながります。
 これからの社会が求める学びは、自分で課題を発見して、解決するための方法を考え、自分なりの考えを見出そうとする自立的な学びです。あわせて、相手の立場にたって考える力を身につけていかなければなりません。皆さんは今、大人への入り口に立っています。自分で考え判断できる自立した大人になれるよう、今後の皆さんの飛躍をおおいに期待しています。」

 次いで松原豊彦副総長が学園を代表してお祝いの言葉を述べられた後、布垣豊清和会会長が来賓を代表して次のような祝辞を述べられました(要約)。「中学生活は高校生活と並び、心身ともに大きく変化し、最も多感な時でもあります。皆さんは人生で最も貴重なその時期に、生涯かけがえのない友人を得て、高等学校へ進学されることになります。立命館中学校で過ごした3年間に誇りと自信を持って、これからの生活でさらに人格・見識を豊かにし、未来を担う若者として飛躍されることを期待しております。」

布垣会長は続いて、立命館付属校同窓会協議会会長賞(付属の各中学校で1名)を植西美侑さんに授与されました。在校生の送る言葉が生徒会長から述べられた後、卒業生の答辞は答辞委員10名によって読み継がれ、最後に卒業生245名全員による「旅立ちの日に」が見事な合唱で歌われて式は閉式しました。

 報告: 清和会 副会長 西田俊博