'99 立命館高校空手道部 夏季強化合宿 実施要項
目的 1)一定期間の集中練習により、基本技の強化、基礎体力の向上をはかる。
2)部員相互の連帯感を高める。
3)秋季大会にねらいを絞って、各部員のそれぞれの出場種目の競技力の向上をはかる。
期間 1999年7月24日(土)〜27日(火) 3泊4日
場所 宿 舎 北桑田郡京北町字小塩 「小塩民宿」 0771-53-0433
練習場所 宿舎より車で10分の「黒田トレーニングホール」
北桑田郡京北町大字宮小字上田野3−1 0771-53-0433
行締 京都駅・・・(JRバス)・・・周山・・・(京北町営バス)・・・宿舎or体育館
集合 7/24(土) 午前9:00 京都駅前JRバス乗り場(烏丸中央口) 出発は9:20
解散 7/27(火) 午後3:52 京都駅
参加対象者 1年生・2年生・3年生の全部員。
引率教員 上田正治(顧問)、和田淳一(副顧問)
実技指導者 朴原玄先生(本校空手道部師範)、上田正治(顧問)、その他OB会の先輩方
費用 約31000円
内訳 宿泊費 24000円(3泊4日8食)
交通費 約 3500円
その他 体育館使用料、氷、お茶、移動車代、予備費等々 約3500円 *不足分は部費やOB会からの援助金でまかないたいと考えています。
持物 空手道衣、防具、Tシャツ(多めに)、ジャ−ジ、タオル(多めに)、寝巻、着替え、洗面具、
常備薬、筆記具、雨具、健康保険証のコピ−、ナイロン袋 、テ−ピング、ランニングシューズ、 小銭、学習用具 等々
*初日のみ昼食用弁当が必要です。(暑い季節なので悪くならないもの)
クラブで→ク−ラ−ボックス、8ミリビデオ、カメラ、救急箱、爪きり、組手防具類、雑巾、紙 コップ、ストップウォッチ、競技用マット、防具 等々
'99 立命館高等学校空手道部夏季強化合宿を控えて 1年生部員へ
今から22年前、私も君たちと同様に期待と不安の中で空手道部の門をたたいた一部員でした。当時、香港のカンフー映画でブルース・リーという超人気スターがいました。「空手を練習するとあんなふうになれるんだろうなぁ」という憧れや、誰もが持つであろう「強くなりたい」という単純な理由から、この道に入ることになったのです。空手道部員としての3年間の思い出は私の青春時代そのものと言っても過言ではありません。それだけ空手道を通じて経験したことは私にとってすべてが鮮烈でした。また、部活動を通じて得た友や先輩方、後輩達はかけがえのない存在になりました。多くの大会にも参加させていただきそれなりに実績も挙げることが出来ましたが、今、当時を振り返ると、なぜか合宿で苦しみに耐え抜いた一週間だけが思い出されるのです。ともに空手道部員として過ごした仲間とも思い出話も、やはり合宿での話題に花が咲きます。当時は若狭高浜にあるお寺で合宿をはりました。その土の境内、炎天下での猛稽古は、それはそれは大変なものでした。夜、他の部員達と枕を並べて寝るわけですが、その時みんなで「夜逃げしよう」と真剣に話し合ったことは、今でも昨日のことのように思い出されます。今思えば笑い話のようなものですが・・・。当時、OB会会長であった故・森田幸雄先生がその日の稽古が終わったとき、我々を正座させ、次のような話をして下さいました。「なぜオマエたちはこんな苦しい思いをしなあかんのや? なぜオマエたちは自ら進んで苦しい合宿に参加してるんや? オマエたちのクラスの仲間は、今きっとクーラーの効いた涼しい部屋でテレビでも見ながら冷たいジュースでも飲んどるやろ。」私たちの頭にその光景がよぎりました。「しかしな、今遊んでいる仲間と、今苦しい修行をしているオマエたちとでは、必ず『差』が出てくるはずや。それはいつ現れてくるかはわからん。5年後か10年後か、あるいはもっと遅いかもしれん。でも必ずその『差』は出てきよる。いずれオマエたちはそれぞれの道を選んで社会に巣立っていく。その中でおそらく幾度となく苦しい壁にぶちあたるやろ。しかし、この苦しい合宿に耐え抜いたという自信はその時絶対に活きてくるはずや。あの合宿に耐えられたんやから、これくらいのことでへこたれてたまるか・・・というようにな。この事を信じて、今、もっともっと自分を苦しめてみんか。」当時の合宿に耐え抜いた自信と力が、今の私に活きているのかどうかはわかりません。が、今後もあの森田先生の言葉を信じて死ぬまで修行・・・という気持ちです。
さて、1年生部員にとっては初めての合宿です。わずか4日間という短い期間ですが、空手漬けの4日間というのものを経験してみる価値はあるでしょう。この期間、絶対に自分の弱い心に負けないで下さい。自分をいじめぬいて下さい。そして自分の限界を知り、さらにその限界を一歩ずつ気力で越えていく努力をしてください。1年生の稽古は基本練習が主体になります。厳しいものになるでしょうが、互いに声を掛け合い励まし合って、全員がこの合宿を乗り越えらるよう頑張ってもらいたいと思います。力必達です!
顧問 上田正治