学生団体・そよ風届け隊では、2012年10月の立ち上げ後、福島県楢葉町に関わってきました。「またあの人に会いたい！」という想いを原動力に、情報誌の発行や子ども向けキャンプの実施など、まちの変化に合わせた活動に取り組んできました。

今回は、2015年9月5日に避難指示が解除された楢葉町に関わる方々のインタビューを400字にまとめる「ならは31人生の物語」制作活動の参加メンバーを募集します。

この活動は、2015、2016年度に立命館災害復興支援室が実施してきたもので、今回は立命館災害復興支援室との共催のかたちで行います。

活動では、福島県楢葉町に関わる31名の方々を訪ね、学生がグループとなりインタビューした内容を現地で400字の原稿にまとめます。「福島」や「楢葉」などと一括りにされて報道されることの多い中で、一人ひとり“生“の物語に触れることができるポスターを作ることを目的としています。

インタビュー活動の他、現地視察も行い、福島の今、そして福島の方々の想いを感じる場を設けます。

復興支援の活動に関心があるという方、福島の現在の様子を知りたい方をはじめ、とにかく福島に行ってみたいという方や、文章を書くことが好きという方もエントリー可能です。

皆さんのエントリーをお待ちしております！

福島県楢葉町は、東日本大震災にともなう福島第一原子力発電所事故により全町避難を余儀なくされました。2015年9月5日に避難指示が解除され、人口7,142人のうち2,105人の方がふるさとでの生活を再開しており、（2017年11月30日現在）復興に向けた取り組みはより活発になっています。しかし、生活環境や放射線量など一人ひとりが様々な不安を抱えており、町に戻るか迷っている人、新たな場所で暮らそうと決めた人も多くいます。

＜参考：過去の「ならは31人生の物語」活動の様子＞

　2015年度（2015年8月31日～9月6日実施）

　2016年度（2016年8月31日～9月6日実施）

・活動日程

平成30年2月18日（日）夜　京都出発―2月25日（日）朝　京都到着

［事前学習会］

2月6日（火）午前　＠立命館朱雀キャンパス

内容：楢葉町について講師からのレクチャー、インタビューと物語作成のコツについての講義

［事後学習会］

3月1日（木）夕方　＠立命館朱雀キャンパス

※事前学習会、事後学習会の都合のつかない方はご相談ください。

・活動場所

福島県楢葉町、いわき市

・募集対象

立命館大学の大学生・院生、および関西の学生　15名程度

・活動内容

現地視察、楢葉町関係者からのまちの現状についてのレクチャー

福島県楢葉町に関わる方々へのインタビューをもとに400字にまとめ、ポスターにまとめます。

・参加費

9,000円程度

（現地移動のレンタカー代等、参加人数が確定し次第決定します。）

・連携組織

共催：立命館災害復興支援室（交通費等の補助、原稿作成への助言、活動の発信等）

　　　一般社団法人ならはみらい（インタビュー支援、宿泊場所提供、原稿作成への助言等）

・申込方法

エントリーフォームに必要事項を記入し送信してください

申込締切後、随時結果を連絡します。

・食事、入浴にかかる費用は各自負担とします。

・参加が決まった学生について、ボランティア保険の加入費用（600円／年度単位加入）は学生の個人負担とします。

詳しくは事前学習会（2/6）の際にお伝えします。

一軒家　男女別相部屋になります。（タオル・歯ブラシ等はありません。）

楢葉町内の温泉施設を利用します。（700円/1名）

今回の活動場所（福島県楢葉町）は、避難指示が解除された区域です。空間線量率で推定された年間積算線量が 20 ミリシーベルト以下になることが確実である地域と判断されています。放射線量については自己判断でお願いします。

尚、放射線量の考え方等については、事前学習の際に共に学びたいと考えています。

ご質問等がある方はそよ風届け隊事務局　soyokaze.huu.2013@gmail.com　までご連絡ください。

みなさんのお申込をお待ちしています！