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【参加者募集】福島で学ぶ「チャレンジ、ふくしま塾。」塾生メンバー募集について

開塾の背景

2011年の東日本大震災から6年が経過しました。甚大な被害をうけた東北地方は、復旧・復興にむけて
努力しているところではありますが、福島県は原発事故の影響によっていまだ住民の帰還がかなわない
地域も存在し、多くの方々が避難生活を余儀なくされています。
2017年4月に多くの被災地で避難指示が解除され始めていますが、被災地では「本格的な復旧・復興は
これから」という声が聞こえてきます。

立命館では、福島県と2013年に福島県と相互に協力し、地域社会の発展と人材育成に寄与することを目的
に連携協力に関する協定を結び、これまで災害復興支援室や附属校のプログラムなどを通して多くの学生・
生徒が福島県に赴き、現地とのつながりを深めてきました。

▲協定締結式典の内堀副知事(現知事)と川口立命館前総長

この協定による取組みが始まって4年、現地を訪れた経験を持つ学生は増え、同時に卒業を迎える学生も
いる時期に差し掛かっています。立命館では、この協定を通じて、同じ時代に生きる人間として、現地の
方の想いに直接触れ、感じ、考えること、そして福島や現地で暮らす方々のことを想い続け、将来地域
づくりなどさまざまな分野で活躍する学生を増やしたいと考えてきました。
 
今回、福島大学において震災による原発事故による広域避難者への聞き取りや、被災自治体の復興計画
策定にも携わった丹波史紀准教授(産業社会学部に本年4月より着任)を塾頭に迎え、立命館と福島県庁
広報課との新たな取組みをスタートすることとなりました。
福島のこれまでとこれからに関心を寄せる学生たちと、福島や震災からの復興に関わる教員や専門家と
ともに「チャレンジ、ふくしま塾。」を開塾し、塾生を募集します。

塾では、フィールドワークや視察、ワークショップなどのプログラムにより、塾生メンバーや教員、
現地の方々と共に福島について深く考える時間をもちます。参加学生には、塾生として主体的に活動に
取り組むことを通じて、一人ひとりの人生に関わるような活動や将来を描いてくれたらと期待します。

「チャレンジ・ふくしま塾。」概要


<塾の内容>
福島の現在と未来について学び考える視察・交流・グループワークなど
※現地視察は、福島県の浜通りエリア、中通りのエリアでの実施を予定しています。
 受講生の希望や関心も考慮に入れ現地との調整の上決定します。

<実施概要>
期 間  6月24日(土)から10月末まで

内 容(予定) 
 ○6月24日(土)午後
   開塾・キックオフ 
         場所:立命館朱雀キャンパスもしくはキャンパスプラザ京都(京都駅前)
         内容:福島の現在を知るための講義
        講師 宇佐美 明良氏(福島県総務部 風評・風化対策監 兼 知事公室長)
      グループワーク、スタディツアーについてのガイダンス 等 
 ○6月30日(金)夜出発-7月3日(月)朝京都着
   福島スタディツアー(1)
    福島県 浜通りの視察/訪問先は参加メンバーの希望も考慮します
 ○7月-9月 学内外の講師による講義を予定 
   日程・回数は塾生の希望も踏まえ後日決定
   場所:立命館朱雀キャンパスもしくはキャンパスプラザ京都(京都駅前)
 ○9月12日(月)夜出発-9月16日(金)朝京都着
   福島スタディィツアー(2)
   福島県 中通りでの視察 他
 ○10月 修了式

担当教員 塾頭 丹波史紀(立命館大学産業社会学部准教授)
     講師 久保田崇(災害復興支援室 副室長/公務研究科 教授/元陸前高田市副市長)他 

対 象     立命館大学生・大学院生
     ※他大学の方でも立命館関係者からの推薦がある場合可(要事前相談)

募集人数 15名程

実施協力 福島県広報課、一般社団法人ならはみらい 他(予定)

募集期間 2017年6月1日(木)から6月13日(火)9:00まで ※延長しました
<更新>
2017.6.15(木)募集受付を終了しました。
2017.6.16(金)採否結果をメール送信します。採否のメールが届かない場合は事務局に問い合わせてください。

応募方法 ウェブエントリーでの受付です >エントリーフォーム

選考方法 エントリー時におたずねする参加動機(300文字程度)での書類選考
     6月16日(金)までに選考結果をお知らせします

選考条件 プログラムの趣旨を理解し、真摯に取り組む意思のある方
     プログラムの各日程に参加可能なこと

参加費用 無料
     ※集合場所から現地までの交通費、宿泊費等は災害復興支援室が負担します。
     ※ツアー中の現地食費、入浴施設の利用等は各自負担あり

主催  学校法人立命館と福島県庁広報課との共同開催

事務局・プログラムについての問合せ先:立命館災害復興支援室
TEL 075-813-8282 (月曜-金曜日 9:00-17:30)
311fukko@st.ritsumei.ac.jp