2022年6月21日、食マネジメント学部太田達教授が担当する「GSP(ガストロノミック・スタディ・プロジェクト)」授業の一貫で、京都市の弘道館にて花街実習を行いました。

　京都五花街のひとつ、上七軒より芸妓の梅葉さん、舞妓の市ゆうさんが来てくださいました。事前学習として、学生たちは、花街や芸舞妓さんについて調べ、それを元に菓子をデザイン作成しました。

　当日は、太田教授による花街の歴史や文化について紹介の後、芸舞妓さんによる舞の披露、受講生がデザインした菓子を実作したものを芸舞妓さんへお贈りしたり、お茶屋遊び体験などを行い、学生たちにとって大変貴重な体験となりました。

「なぜ芸舞妓になろうと思ったのか」「厳しい世界で生き続けるために必要なこと」など受講生が芸舞妓さんへ質問をすると、１人１人に丁寧に親しみを込めて受け答えをしてくださり、会場は大いに盛り上がりました。

　芸舞妓さんの華やかな装い、美しい京ことば、上品で思いやりのある所作を間近で感じ、学生たちは日本文化、それを作る場について考える一日となりました。