今年度も高田ゼミでは、伊勢市商店街連合会のソーシャル系大学「伊勢やまだ大学」と連携して、伊勢市中心市街地である山田地域の活性化に向けた活動に取り組んでいます。

　現地調査が実施できるまでの間、昨年度以上にオンライン会議システムを利用し、伊勢の関係者や伊勢ゆかりの方から、複数回にわたって伊勢やまだ大学のこれまでの取り組みや伊勢ならではの「食」のこと、コロナ下における観光客の動向などのお話をお聞きし、情報収集に努めてきました。

　7月に入ってフィールドワークを実施し、初日は食の神さま・豊受大御神が祀られている外宮及び外宮周辺の山田地域、2日目はかつて勢田川の水運を生かし「伊勢の台所」として栄えた河崎のまちや、内宮周辺のおはらい町・おかげ横丁において、まち歩きやヒアリング調査を実施しました。また、伊勢やまだ大学の運営スタッフの方々と意見交換を行いました。

　これらの学びや体験をもとに、秋学期からは具体的なプロジェクトを企画し、実行に移していく予定です。いまの4回生が昨年度立ち上げたインスタグラム「伊勢やまだ大学グルメ部」は3回生が引き継ぎ、山田地域の「食の魅力」を発信しています。ぜひご覧ください。