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09.15

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2019

熊本でフィールドワークを実施

98日(日)~15日(日)本学部生10名が「食とサステナビリティ、食と地域活性化」をテーマに熊本県の水俣・芦北地域でフィールドワークを実施しました。

 

この実習は、国内・海外のフィールドに出て課題解決型の学習を行い、社会課題を解決する力を身につけることを目指して実施している授業『ガストロノミックスタディプロジェクトⅠ』(以下GSPⅠ)の一環です。

 

今回のプロジェクトでは、少子高齢化の進む地方で、地域の方が何を考えて活動をしていらっしゃるのか、また他の地域も含めて何が必要となるのか、について実際に体験することで、実感として学ぶプログラムです。特に、水俣市は、過去に公害が生じ、そこから環境先進都市として生まれ変わりました。また水俣・芦北地域が接する不知火海も同じように、過去の海産物への影響を踏まえて、未来に向かって進んでいこうとしています。

 

このような地域でのフィールドワークでは、熊本県内水俣・芦北地域の6つの事業所(天の製茶園・つなぎ百貨堂・㈲御立岬・ばらん家・福田農場・磯見海産)へチームに分かれて訪問、それぞれの訪問先に二日間滞在し企業の取り組みなどを学びました。

 

最終日には、「水俣・芦北地域が元気であり続けるために必要なこと」をテーマとして2チームに分かれてプレゼンテーションを実施しました。地域が未来に向かって継続し活気ある地域であるために、「水俣・芦北を選択して来訪する交流人口の増加」「既存の低利用施設の活用による交流人口の増加」について、短期間でまとめ、熊本県芦北振興局長や訪問先の担当の方を前に、20分以上にわたって経験を踏まえた自分たちの想いを伝えました。

 

参加した学生からは「実際に体験しないとわからないことが多かった」、「今後も何らかの形でかかわっていきたい」などのコメントが聞かれました。 


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