教員紹介

本田 豊

Yutaka HONDA 本田 豊 教授

  • 専門分野日本経済論、福祉経済論、
    地域経済政策
  • 所属学会環太平洋産業連関分析学会

これまでの研究の概要

(1)モデル・シミュレーションに関する研究成果として、希望ある高齢化社会の構築と財政再建という相矛盾する2つの政策課題の同時解決を可能とする政策パッケージを明示するために、日本経済の長期計量モデルを構築し、シミュレーション分析を行いました。

(2)地域経済の活性化に関する研究成果として、東日本大震災での被災自治体の人口減少と産業の空洞化を食い止め、持続可能な地域社会を達成するための長期的視点からの復興政策の在り方について政策提言を行うため、地域産業連関表やコーホート変化率法による地域別将来推計人口をもとに労働市場モデルを構築して分析しました。

(3)戦後日本経済について高度成長期、安定成長期、長期停滞期に時期区分して、経済成長の変遷の要因について計量分析と歴史的視点からの分析を融合して研究を行いました。

食マネジメント学部における今後の研究の方向性

産業連関分析がこれまでの研究領域の一つでした。食マネジメント学部では、この研究領域を「食産業の産業連関分析」という方向で発展させ、「食」を企業経営という視点ではなく産業という視点からアプローチしていきます。当面の研究課題としては、産業連関表をもとに、日本における食産業(あるいは食関連産業)の全体像を数値的根拠も含めて具体的に明示すること、食産業間の連関構造を明らかにして、連関構造を重視するという視点から連携強化策の在り方を具体化すること、などが考えられます。

主な研究業績

  • 『高齢化社会と財政再建の政策シミュレーション』有斐閣、2004年
  • 『グローバル化時代の日本経済』桜井書店、2014年(本田豊・菊本義治・西山博幸・山口雅生)
  • 『東日本大震災からの地域経済復興 -雇用問題と人口減少の道』ミネルヴァ書房、2016年(本田豊・中澤純治)