内定者の声

Presenter

仲間の支えと
諦めない姿勢で、
志望業界への就職を実現。

永田 純一さん
食マネジメント学部 食マネジメント学科 4回生
フジパン株式会社 内定
就職活動のスタート

12月という遅いスタートで、負の循環を経験

私がSPI対策とエントリーシートの下書きを始めたのは、3回生の12月。1・2月に内定を獲得する人もいることを考えると、遅いスタートといえます。加えて冬のインターンシップの選考も通らず、何もしないまま年が明けてしまいました。就活を本格化したのは3月、まず30社にエントリー。そこから採用試験が進んでいる企業が半分くらいに減ったら新たに企業を探すというスタイルで進めていきました。スタートが遅れた分、エントリーシートがスラスラ書けるようになる時期、面接でもスムーズに話せるようになる時期ともに、後ろにずれ込んだと感じています。しばらくは、書類審査で落ちる割合が高く、面接の数をこなせていないため、せっかく面接まで進んでも落ちるという負の循環が続きました。内定を一つでも獲得できれば、その後はリラックスして面接を受けられます。前倒しで準備を始めることの大切さを痛感しています。

エントリーシートのポイント

食マネジメント学部を選んだ理由は明確に

私は「総合講義」*1という授業を受けて、実際に企業で働いている方達の説明を参考に就職活動を行いました。3回生の秋頃から次第に就職活動に本格的に取り組みましたが、その事前準備として「総合講義」に参加していただいた企業の方の説明を聞いたことで、食業界というものがどのような所で何をしている所なのかを掴むことができました。その結果方向性を定め、ブレることなく就職活動を行うことができたと考えています。

食マネジメント学部は、全国的にも珍しいため、多くの企業で「何を学んでいるのか」を聞かれました。食マネジメント学部を選んだ理由と学びの内容、印象に残っている授業については、しっかりと考えておくべきです。私は食に関わる企業に焦点を絞っていましたが、「食」以外の業界を目指す場合には、その理由も必須です。これらの点を考えておくことで、他の学生のエントリーシートとの差別化できるのではないかと思います。私は、すべてのエントリーシートを友人に見てもらいました。友人の大切さは、就職活動を通して実感したことの一つです。情報交換をすることで就職活動を有利に進めることも可能になるので、友人との関係を大事にしてください。

就職活動を振り返って

最後まで諦めない姿勢が、内定獲得につながった

私が内定先に応募したのは5月末、二次募集か三次募集でした。そんな私だからこそ学べたことは、最後まで諦めないことの重要性です。就職活動は6月に終えるのが一般的かと思いますが、私は8月くらいまで続けていました。卒業論文に向けてゼミ活動に参加し、先生と顔を合わすたびに就職活動の進捗を聞かれました。周囲が皆就職を決めているのに、自分が「まだです」と報告することが、すごく辛かった。状況によっては、仲間と一緒にいることが辛くなることもあるかと思います。それでも、諦めずに続けることが大切。そして何より、そのような状況に陥ることを避けるためにも、早めに準備を始めることが肝要です。ぜひ“時間は有限”であることを念頭に置いて、大学生活を送ってほしいと思います。

*1 「総合講義」とは
外部講師による食マネジメント学部の講義。食文化、ビジネス、地域経営、企業、ジャーナリズム、国際展開などをテーマに、食に関わる現場で活躍する実務者や研究調査を行っている方など多様なゲストを招きます。