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2017/11/17 本学部助教の寺田昌史先生の研究が国際誌「Gait & Posture」に原著論文として掲載されました。


本学部助教 寺田昌史先生がケンタッキー大学大学院健康科学・リハビリテーション学研究科准教授 Phillip A. Gribble先生、Nate Johnson先生、同研究科の博士課程研究員のKyle Kosik 氏と共同で取り組まれた研究が、「Gait & Posture」に原著論文として掲載されました。

 

この研究論文は、若年期に足関節捻挫を経験したことのある高齢者では、立位姿勢の安定性を保つ能力が制限されていることを明らかにしています。これは、若年期に受傷した足関節ねんざが高齢者にみられるバランス機能低下の要因である可能性が考えられ、足関節ねんざが人々の「生活と健康」に与える長期的な影響を解明するうえで重要な知見となるものです。

 

Terada M, Kosik K, Johnson N, Gribble P. (2017). Altered Postural Control Variability in Older-Aged Individuals with A History of Lateral Ankle Sprain. Gait & Posture. 2017. In Press.

http://dx.doi.org/10.1016/j.gaitpost.2017.11.009