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スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程4回生の湯浅康弘さんが総合科学技術研究機構准教授 栗原俊之先生、同研究科教授 伊坂忠夫先生と共同で取り組まれた研究が、「Journal of Human Kinetics」に原著論文として掲載されました。

この研究論文では、競技アスリートの方向転換能力には中足趾節関節が底屈位にある足趾筋力よりも背屈位にある足趾筋力の強さが影響することを明らかにしました。このことから、競技アスリートは中足趾節関節が背屈位にある足趾筋力のトレーニングをすることによって、方向転換能力を改善できる可能性が示唆されました。

 

Yasuhiro Yuasa, Toshiyuki Kurihara and Tadao Isaka, Relationship between Toe Muscular Strength and the Ability to Change Direction in Athletes. Journal of Human Kinetics, 2018, 64, 47-55.doi10.1515/hukin-2017-0183

http://www.johk.pl/files/10078-64-2018-v64-2018-05.pdf