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スポーツ健康科学研究科・博士課程後期課程3回生 吉川万紀さんが取り組まれた研究論文が、「Molecular Biology Reports」に原著論文として掲載されることが決定しました。


スポーツ健康科学研究科・博士課程後期課程3回生 吉川万紀さんが、スポーツ健康科学部教授 橋本健志先生、薬学部准教授 藤田隆司先生、京都府立医科大学 教授 西野輔翼先生、北海道大学水産学部教授 宮下和夫先生、細川雅史先生と共同で取り組まれた研究論文「Fucoxanthinol attenuates oxidative stress-induced atrophy and loss in myotubes and reduces the triacylglycerol content in mature adipocytes」が、「Molecular Biology Reports」に原著論文として掲載されることが決定しました。

本研究では、わかめなどの褐藻類に含まれる成分であるフコキサンチンの体内代謝産物であるフコキサンチノールが、骨格筋細胞に対して酸化ストレス由来の筋萎縮および筋細胞減少を抑制すること、また、脂肪細胞に対して脂肪の分解を高め、中性脂肪の蓄積を抑制することを確認しました。本研究の結果から、フコキサンチノールがサルコペニア肥満を抑制しうる素材であることが明らかとなりました。

https://link.springer.com/article/10.1007/s11033-020-05369-8

(ニュース)20200522-1