People of IR

卒業生/Alumni

国際関係学部・国際関係研究科からは、その創立以来6000人を越える校友が卒業・修了し、国内外を問わず、社会の第一線で活躍しています。国際関係学部校友会は、ネットワークづくりなど、積極的に活動しており、在学生の皆さんをサポートしています。

2009年度国際関係学部校友会総会にて
6,000名を越える卒業生が現役生を支えます。

国際関係研究科は、冷戦構造崩壊直前の1988年に関西私学で初めて国際系の学部として創設されました。以来20年以上の間、日本の国際関係学研究のフロントランナーとして高い評価をいただいてきました。また、これまでに国際的視野と高い語学力をもった6,000名以上の卒業生(大学院を含む)を送り出しています。その中の多くの先輩が、外交官、国際機関職員はもちろん、外資系を含めた多彩な業種で、国境を超えたグローバル・リーダーとして現在も活躍中です。日本も世界も先が見えない不安定な世の中ですが、国際関係学部・国際関係研究科の卒業生組織「国際関係学部校友会」が、学生のキャリア形成と進路開拓を強力にサポートします。

国際関係学部校友会HPへ

Voice

多文化共生の知識や語学力を活かし、日本のモノづくりを世界へ発信

大江 真利恵さん

2011年3月修了 
三菱自動車工業株式会社
海外計画部勤務

 従来からクルマが好きだったことに加え、フランス留学の際に日本はモノづくりの国であることを再認識し、日本製品を世界に広める仕事に就きたいと思ったことが現在の仕事を選んだきっかけでした。なかでも、大学院で学んだ多文化共生の知識や語学力を生かすには、何かを伝える仕事が一番向いていると思い、広告宣伝を希望しました。
 現在は海外市場向けカタログ、TVCMをはじめとするプロモーション用映像、ポスター、WEBサイトの企画立案・制作に携わり、開発部門や商品企画部門の戦略をベースに様々な言語でのバリエーションを作っています。三菱自動車や車種のイメージは販売されている世界中の国々で異なる一方、どの国でも効果的に活用出来る広告・宣伝に仕上げていくことが重要です。どのあたりに着地点を見つけるかは感覚的で苦労する部分でもあり、広告宣伝に携わる醍醐味だと感じています。お客さまに三菱自動車の魅力を知ってもらうきっかけを作るという責任の重い仕事ですが、制作に携わったものが実際に海外で使われているところを見た時や良い反響を頂いた時には、頑張った甲斐があったとやりがいを実感できます。
 また、日本企業で働く一員として、常に日本の政治状況や経済に目を向け、日本人としての視点を培うようにしています。日本らしさを前面に出した企画を考える際には、留学や日常の留学生との交流を通して鍛えた日本を外から捉える力を活かし、海外の方が持つ日本らしさを意識して制作を進めています。
 今後は海外駐在にチャレンジし、これまで自分が制作に携わったTVコマーシャルなどを各国のマーケットで効果的に活用する経験を積みたいと思います。いつか、海外広告宣伝なら「大江に聞けばわかる」と思ってもらえるようなプロとして世界中を飛び回る広告宣伝担当者になることが夢です。

Voice

現地の人々と共に考え開発課題を解決に導く

竹中 正典さん

2005年3月修了
国際協力機構(JICA)
タイ事務所勤務

 学生時代に、東南アジア地域の発展の経緯、成り立ちを学ぶ中で、日本の貢献が大きな役割を果たしていることを知ったことがきっかけで、国際協力の仕事を選びました。現在は国際協力機構(JICA)タイ事務所にて、事業関係の中で主に教育、防災、ガバナンス分野の事業を担当し、実施されているプロジェクトの進捗管理(相手側と日本側で決めた活動が予定通りに行われているかを確認)や相手国が今後協力を必要としている分野の新たな案件形成に従事しています。また当該分野の情報収集や、事業に関係する予算管理や広報関係を行っています。
 時には、プロジェクトを実施している相手側の関係者と顔を突き合わせてプロジェクトで起こっている問題等を話しあい、解決方法を一緒に考え、そして彼らが実行しプロジェクトの成果が出た、もしくは想像以上の効果が生じたときは、うれしさ、やりがいを感じます。
 国際関係研究科では、Dual Degree Programを利用してアメリカン大学へ留学をしました。また、衣笠のキャンパスにおいても少人数のゼミや専門科目の授業では指導教員や多様なバックグラウンドを持つ留学生等との議論を通して、様々な価値観や考え方を学ぶことができました。こうした経験から一方的に自分だけが話すのではなく、相手の言うことに耳を傾け、理解することの重要性に気づき、今もタイ人を含む外国の人と議論をする際、気をつけています。
 今後特に海外で勉強や仕事をすることを検討しているのであれば、自分の言いたい事はしっかり言う、ただし相手の言うことも理解するといったセンスが大切であり、国際関係研究科がそうした最良の学びの場であると思います。